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おばさん

(そもそもこの二人に悪意がないところがタチが悪いんだよなぁ。)


月花はまだ8歳だから分からなくもないが........雅よ、お前はただの変態ストーカーであることを自覚した方がいい。


「ただいまー!雅、月花、いる〜?」


どうやらおばさんが帰ってきたようだ。


「買い物袋、キッチンに運ぶの手伝ってー?」


靴を脱ぎ、立ち上がる。


「はぁ今日も仕事疲れ...........あ」


うん、おばさんが自分の存在に気づいたようで目を逸らした。


「ひ、久しぶりだね〜。最近来てなかったから心配してたんだよ?」


「おばさん、何故目を逸らしてるんですか?」


冷や汗を流しながら袋を握りキッチンへと足を運んで行くおばさん。


「そ、そうだ!今日は食べて行きなさいな!」


「あのぉ......どうして目を逸らしてるんですか?」


「き、今日は3人が大好きなハンバーグにしましょうかぁ♪」


「2人の部屋を見ましたよ?」


おばさんは即座にその場で土下座のポーズをした。


「サーセンしたぁぁあ!!」


凄い勢いで頭を地面に擦りつけている。


「本当にバカ娘たちが犯罪者みたいなストーカー行為ばかりして、どうか訴えないでください!!」


「訴えませんよ!」


「おばさんに出来ることなら何でもするから許して!」


シャツからわざとらしく肩を出すおばさん(41)。幼馴染が綺麗に歳を重ねた様な美人な人だが、何故か残念な人なんだよなぁ。


「男子高校生になんてことを言ってるんですか。一応注意はしてたようですし、構いませんよ。」


あの幼馴染の事だ。発散口がなくなったらこっちが襲われかねない。


「やっぱりこんなおばさんじゃあ、抱いてくれないのね。」およよ


「いやいや、全然抱けますけど」


前髪を上げ汗を拭いながら、そう言葉にするとおばさん(41)は頬を紅くし恋をするような表情で娘の幼馴染を見る。


「え、えへへ//じゃあ、おばさんが手取り足取り全部やってあげるね//」


「抱けるとは言いましたけど抱くとは言ってませんからね!」


「何も心配しなくても大丈夫よ。子供を二人生んでるけど、まだまだ締まりは良い方だと思うし、こう見えても毎日仕事帰りにジムに通ってるから身体には結構自信あるんだから!」


確かにえちえちな体付きだ。ごくり。


「......旦那さんの為にとって置いてください。」


「うぅ.......セックスレスだから、もう何年もしてないの。」


うわぁ.....幼馴染の親の性事情なんか聞きたくなかった。


「それに君なら______いい、よ?」


近い近い!身体と顔が近いから!


「あ、そうだ!試しに私の事、名前で呼んで見てよ、京ちゃんって。」


夜桜京ヨザクラ・キョウ(41)、旦那さんの方は単身赴任をしている。両親が言うには実は愛人の元に会いに行ってるのではないかとのこと。


(この人、いつも何かと色目使ってくるなぁ.......)


「男に飢えてるんだろうなぁ」ボソ


思わず思っていた事が言葉に漏れる。


「違うよ!君だから誘ってるんだよ?」


鼻先同士がくっつく。


「いやいや!幼馴染の母親とそういう事は致しちゃあイケないと思います!」


「京ちゃんはいいと思うけどなぁ?ね、私のお部屋に行こうよ。お詫びも兼ねて気持ちの良いことしてあげるからぁ♡」


「うぐっ........俺、童貞だからやめておき「きゃあウソぉ!?童貞卒業させてあげる♡君の特別になれるんだね♡」


息遣いが荒くなる幼馴染母(41)。この家族、もうやだ......


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