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姉妹揃って......

「じゃあ________開けるね?」


部屋を開けると同時に眩い光が窓から差し、目を一度閉じてしまう。


「ふふ、お父さんとお母さんには凄く怒られたんだけどね........凄く頑張ったんだよ?」


目をゆっくりと開け部屋をぐるりと見渡すと________


「......................俺は夢を見てるのかな?」


月花ちゃん(8歳)がこんな犯罪者紛いの事をする訳がないと内心で震えているのだけれど.......


「この写真とかパネル作るのってお小遣いだと厳しくて.......」


部屋中に飾られた写真。それも全部盗撮された自分のものだった。それに等身大パネルとやらも自作されており部屋の中心に飾られている。


(いやいや、幼女だからと言って許容出来るレベルじゃあないぞ。)


「あのね、お兄ちゃん........月花と一緒に住んで欲しいの」


住んで欲しい?


「そうすればこんなのいらないでしょー。ずーっとお兄ちゃんと一緒にいられたら月花凄く幸せなだなぁ。」


言ってる事は可愛いが、背景と彼女の瞳に隠れる歪んだ感情は隠せていない。

    

「お兄ちゃんとずっと一緒にいたいなぁ。ずっと抱きしめていいー?」


自分へと抱きつき頬擦りをする幼馴染妹。無邪気さに隠れた狂気が見え隠れするが故に恐怖を感じる。


バン!!


「駄目に決まってるでしょ!」


月花の部屋が力強く開けられる。


「お姉ちゃん、勝手に入って来ないでって何時も言ってるじゃん。」


「へぇ、そんな事言うんだ月花。次からは等身大パネルとか盗撮動画とか上げないからねぇーだ!」


「お姉ちゃん!其れはズルいよ!人間がして良いことじゃない!!」


お前らがしている事こそ、人間がして良いことじゃないと思うのですが......

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