橘京
主人公の母・一の挿絵は前ページにて。
卒業式まで残り_______0日。
早朝、娘の雅は大荷物を持ち家を出た。どうやら本当に今日、行動に移すつもりらしい。彼を私から奪う?ふふ、ムリムリ。彼はもぅ、私のものなの。誰のものでもない。夜桜京、いいえ、橘京の男。
(離婚届は既に提出してある。あとはこの婚姻署に彼が署名するだけ。)
ふふ、第二のハネムーンが待ち遠しい。結婚した暁にはハワイにでもお引越しようかしら。地方に土地があるとはいえ、国内には彼に惚れている外敵が多すぎる。いっちゃんの手を借りるのも忍びないし。
(今日の卒業式の為に拵えたウェデングドレス。二人で一緒に卒業しましょう♡)
卒業式場である学校で結婚式を挙げてやる。それが私、京ちゃんの計画だ。いっちゃんが言うには壮大に手伝ってくれるって言うしお祭りになるわね♪
(無駄よ、みんな。誰も京ちゃんと彼との愛を邪魔する事は出来ないの。私達は結ばれる運命にある。王子様とお姫様。18になった彼にはもう学生と言うしがらみはない。)
勝った。もぅ京ちゃんの勝ちだ。セカンドメリッジライフ!!新たなる人生のスタートをきる私と彼に乾杯!!!
(とは言え、雅ちゃんは家を追い出すのは確定しているけど...........月花ちゃんは18までは私達と暮らす事を許可しましょう。)
以前の禁断症状の件もあるし、月花はまだまだ純粋で幼い。
「お、お母さん?」
ウェディングドレス姿の京ちゃんを見て驚いた表情を見せる月花ちゃん。
「今日は卒業式だから正装を着て行かないと駄目な日なの。」
「え、そうなの?でも卒業式の日にウェディングドレス着てる人見た事ないよー?」
「ウェデングドレスも立派な正装。それに綺麗でしょ?」
「う、うん...............」
月花ちゃんは少し引いた表情を見せているけど、京ちゃんの晴れ姿に見惚れているだけね。もぅ流石私の娘♪
「さぁ卒業式に行きましょう月花ちゃん♪人生の新たなる門出よ♪」
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