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龍城ヶ崎玉藻前

さてさて卒業式という最終決戦日が近付いております!

感想くれよぉおおおお!!!!もぉおお!!!!←傍猿巨人風(戦士長)

卒業式まで残り______四日。


龍城ヶ崎玉藻前は手下へと伝える。卒業日の拉致計画。龍城ヶ崎家の中でも精鋭(専属のボディーガード)を揃えた。お父様やお母様は反対をしたが関係ありません。


(この機を逃せば彼と会うことは日常的に困難となる。)


ならば囲ってまえばいい。鳥籠の小鳥のように愛でよう。彼は私の夫であり永遠の恋人。逃がすことは出来ない。


(私を選ばないという選択肢はありませんことよ)


恋愛シュミレーションゲームでいう、選択肢は彼にはない。わたくし、玉藻前ルートのみが開放されているのです。


「わたくしはヒロインではなく、主人公。そして貴方は私にとっての唯一無二のヒロイン。」


拐わせて貰う。その身体も精神も玉藻前色に染めてくれる。














「我が娘、玉藻よ。将来、お前は好きな男児を見つけるやも知れん。だがな、龍城ヶ崎家の跡取りとして見極めなければならない。その者が本当にお前に相応しいのか否か。いや、正確には我が家系に受け入れるべき人間であるか。何の才能もない無能は必要ないのだ。もし成人する迄に見出だす事が出来ぬのならば、お前は我らが選択した者と婚儀を送って貰う。」


龍城ヶ崎家、先代当主である私の祖母からのお言葉である。龍城ヶ崎家は日本に置いて大きな影響力を持つ財閥の一つに位置する。名家中の名家。されど当主となるものは他の名家とは違い自由がある。固まった思想に染まらぬよう、そして見聞を広める為に学生時代は自由にさせるのだ。


「いいでしょう、お婆様。わたくしはわたくしに相応しい殿方を娶りましょう。」


13歳に成り立ての頃、わたくしは祖母の言葉に従い婿探しを始める。しかし中々と見つからないものだ。


「龍城ヶ崎さん!俺と付き合って下さい!!」

「無理です。立場をわきまえなさい」


わたくしに言いよる男は数多とおりました。されどどれも三下でつまらない。そして高校に上がり、薫ちゃんと出会う。


「あんた、ちょー面白いね!ウチとつるまない?」


隣の席となり、たわいない会話を日々繰り返していたら彼女はそういって来た。


「ふふ、いいですよ。つるみましょう♪」


暇潰しには丁度言いかとわたくしは軽い気持ちで頷いたのを覚えている。そして暫く彼女との学生生活が送られる。充実した日々だった。はじめて出来た親友との時間は掛け替えのないものだ。


「合コン行くっしょ!」


婿探しのことが頭から抜けていたある日、彼女は提案する。正直な話、あまり乗る気ではなかった。薫ちゃんとの時間を今は大切にしたい。


「合コンですか......」

(.......婿探しの一環としてなら、いいえ、不純です。)


どうせ合コンとやらに赴いたとしてもいい収穫はないだろうと勝手に決めつけていた。


「大丈夫だって。安全だから行こ!もしガサキっちに何かあったら絶対命に変えても守るからさ!」


守るとはじめて言われた。ちょっときゅんとしたのはここだけの話です。


「薫ちゃんがそう言うなら.......分かりました。」


そしてはじめての合コン.......ふふふ、今思い出すだけでも愉快な思い出。前髪さんとはじめて出会った思い出。本当ならば薫ちゃんと夜桜さんとの三角関係を第三者視点から喜劇を見るように楽しみたかった。けれどその劇にわたくしも演者として出席することになる。


(貴方があのように熱烈にわたくしにアプローチを仕掛けるのが悪いのですよ?)


惚れてしまった女の弱みと言うものだ。顔だけでなくあの気概。そして現状から抜け出そうとする努力家。生まれた時代が違ければ英雄と呼ばれていただろう。英雄色を好むと言うが、わたくしはそれを許さない。


「愛する者はただ一人でいいのです。」


美貌と知略を備えた高嶺の花、龍城ヶ崎玉藻前ただ一人が彼に相応しい。


「地の果てに逃げ仰せようとも逃がしませんことよ______________貴方♡」

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― 新着の感想 ―
[良い点] 玉藻前の名前に恥じない程度には面の皮の厚い狐っぷりですけど、件の妖狐と違って、化けの皮が剥がれても容赦なく追い詰めてくる辺り、より怖いまでありますね。 とはいえ、一番怖い幼馴染ママ+自分…
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