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いっちーは非情

_________なんて我が息子は考えてるんだろうなぁ。


現状維持......ふふ、結構。卒業後に家を出るのも構わないわ。


(でもね、貴方は京ちゃんの隣にいなければいけないのよ?)


京ちゃんがそれを望んだんだから。貴方にそれを否定する権利はないの。


(ここまで育てた恩を返すと言うのなら今がその時だって言ってやるわ。)


親孝行をしなさい。親不孝ものにはならないで。


(京ちゃん......大丈夫よ。京ちゃんは私の息子と絶対に結ばれるから。)


親友の財政事情は把握している。貯金総額は二千万円以上。そして、地方には彼女の両親が成人の祝いとして送った土地がある。


(そこで息子と愛を育めばいい。)


卒業後、完全に行方を眩ませる予定なのだろうけど......逃さない。


(両足の腱を切断してでも京ちゃんに引き渡す。猟奇的に見えるかしら?ふふ、結構。彼女の願いは私の願い。そして彼女の幸せも私の幸せになるの。)


そう、親友以上の関係になれる。家族の一員となるのだ。そのためだったらなんでもするわ。


(平和的に暮らしたいって顔をいつもしてるね......だったら京ちゃんと平和な暮らしをすればいい。いいえ、暮らさせてあげる。)


私がこの世で一番嫌いな言葉は『妥協』。けれど私自身に対しては妥協する。ただし京ちゃんに対してだけは何を犠牲にしてでも妥協はしない。


「京ちゃんには毎日と喫茶店に通って貰ってプレッシャーを与え続けて貰う。」


精神面を弱体化させつつ、毎週末の調教で徐々に京ちゃんに肩入れするように洗脳、暗示をかけ続ける。今は効果は薄いが時期に私も動き、完全に戦意を喪失させる。


(今は土台が出来ていない.....だから慎重に、確実に息子をものにする必要がある。)


すべてのピースが繋がる卒業式こそが狙うべき舞台だろう。そして他の役者(負け犬)たちには消えて貰う好機でもある。一網打尽してくれる。


(今は精々バイトに励んで、あり得ない未来への貯金に励むといいわ。そして小娘たちはあり得ない息子との恋愛事情を夢想しながら死んでいけばいい。)


全ては京ちゃんのため。京ちゃんの未来が明るく楽しい人生で在るために。だって主人公は私の息子ではなくて夜桜京なのだから。

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