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山田廉太郎は気にしている

百話超えたなぁ...........

感想どしどしくれてもいいんですよ?

親友である『奴』は正直に言うと______詰んでいる。


もう客観的に言うが、いつ拉致監禁、殺されてもおかしくない状況にあるのだ。最近はバイトを始めたのか遊びに誘われる頻度は減ったが律儀に毎日メッセージは入ってくる。


ピローン

『助けて廉太郎ー!』


まぁいつも通りのメッセージなので既読無視なのだが。


「はぁ、今日は暇だなぁ。親父の店の手伝いも今日はないし____」


外でぶらぶら散歩でもするか。余談ではあるのだが、山田廉太郎は鍵屋の息子なのである。


『ねぇ廉太郎...........バイト始めようと思うんだけど、どうかな?』

『いや、勝手にやればいいだろ。て言うか山田って呼べって言っただろ。』

『本当に冷たくなったよね、廉太郎。どうして?寂しくならない、俺がバイトしたら?』

『お前さんと仲良くしてたら夜桜の奴にとくに睨まれんの!それと寂しくならんわ!己は俺の彼女か!』

『ふふ、そっかぁ。確かに雅は昔から廉太郎には厳しかったからね。でも俺はちょっと寂しいかな。』

『は、言ってろ。それと山田だ....................それでいつから?』

『あはは、やっぱり廉太郎は優しいから大好きだ。バイト先は本当は言いたいけど、雅達に告げ口しそうだから今は言わないでおく。けど、ヒントだけは上げる。バイト先は喫茶店だよ。バイトは今週末から始める。もし見つけたら寄りなよ。コーヒー一杯くらいは無料で出すからさ。』

『そっか。まぁお前さんを見つけら寄らせて貰うさ。』


なんてバイトを始める前の会話を思い出す。何だが最近では近所の喫茶店めぐりが休日の過ごし方になってるなぁ。本来の目的である『あいつ探し』もついでになりつつあるここ最近である。


(まぁ俺は家を継ぐから大学には行かないからなぁ。他の奴らと違って気が楽でいい。)


家はかなり大きな鍵屋だ。親父も俺も一級鍵師の資格を保有している。それにここだけの話、親父は海外で『ロックスミス』の資格を保有している為にときたま、様々な重役から仕事の依頼がある。今は自分も親父のおこぼれを貰いながらお給金も貰って入るが、いずれは自分の店を構えたいと思っている。


(まぁ俺の話をしても誰も興味はないと思うけどな..............真剣に聞いてくれるのはいつだってアイツだけだったからな。)


さて_______今日は此処の喫茶店にするか。

『前髪』と『山田』の話を書くと何故かBL気味な展開になるなぁ...............

前髪『廉太郎、芋けんぴついてる』←掴んで口に含む

山田『あ、おい.........なに食べてんだよ、』←ちょっと照れた顔をする

みたいな..........

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