イントロダクション
初投稿です。お手柔らかにお願いします。
西暦2032年末、私たちが生きている現在よりも科学技術がほんの少し発展し、人類がもうあと10~20年ほどで宇宙に進出しようかという未来、発展の波は人類を宇宙よりも先に電脳空間へと誘った。
拡張現実、仮想現実対応型マルチデバイス――――e-sphere、通称ESが誕生したのである。バイクのヘルメットとサングラスを一体化させたようなこの機械は、発表されてから、物珍しさや仮想空間の可能性なども手伝って、瞬く間に世界の注目を集めた。
そして、ES発売から数か月後の2033年6月、ついにESをプラットフォームにしたフルダイブ式VRゲームがロサンゼルスのゲーム見本市にて発表された。
another world chronicleと題された、日本のゲーム会社や研究機関がそれまで築き上げた知識や経験、あるいは歴史を注ぎ込んだそのオープンワールドVRMMORPGが、たちまち世界を興奮の渦に巻き込んだのは当然の流れだった。そのことは1万人のクローズドβテストの応募の倍率が200倍を超えていたことからも理解できるだろう。
そして、発表から1年後、2034年6月7日。世界はついにanothor world chronicle発売の日を迎える。
そしてこの数日後、とある青年の止まっていた時計の針も、30年の時を超えて動き出すのだった…
いかがでしたでしょうか。読者の皆様の応援がこの作品の養分となります。至らない点も多々あるでしょうが、今後ともよろしくお願いいたします。




