表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
12/24

第十二話。〜パーティ編

「...チェックメイト。」


「うわああ!....ひどい...ひどいですよ...」


「兄貴は作戦を練るのには長けてるかもしれないが...」


「凛のように当たって砕ける精神が無いと。」


「まあ、そういうことだな。」


どう白石秋斗です。


今、凛とチェスをしてました。


え?夏祭りはあの後どうなったかって?


普通に帰りましたよ。


作戦失敗ということで。


「しかし...当たって砕けるばかりじゃ勝てないですよ?」


「ふ...作戦を練ってばかりでも勝つことはできないぞ?」


「む...確かにそうですね。」


「さて、夕飯の用意でもするかな。」


「あ...手伝いますよ。」


「本当か!?」


信じられない!というような顔で僕に迫ってきます。


そんなに珍しいですか、僕が家事すること。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「それでは凛と!」


「秋斗の!」


「「楽しいお料理ー!」」


「.....................何させるんですか。」


「いいじゃないか、盛り上がるだろ?」


「.....僕のキャラってこんなんでしたっけ?」


「兄貴のキャラは鬼畜で確定してるはずだぞ?」


「確かにそんなことも言ってましたね。」


鬼畜ですか....うん、確かに関野さんいじめるの楽しいけど...


そんなことを思いながらもたまねぎを切っていると...


「...兄貴、指切りそうになってる。」


「うお!?危ないじゃないですか!」


「私に言うな。」


まったく...ってあれ?


「なんで材料こんなにあるんですか?」


数えてみると...


「.....5人分。こんなにいらないでしょう?」


「私が五人分食べるからだぞ?」


「いやいや、凛自分が小食なこと忘れてません?だいたい僕の分が無いし。」


「うるさい。」


「えええええ......」


なんで僕いじられキャラになってんでしょう...


「鬼畜がいじめられるのっておかしくないですか?」


「私は兄貴以上の鬼畜だからだ。」


「えええええ......」


凛がそんな性格だったなんて...


そんなことを考えていると...


ピンポーン♪と、チャイムが鳴りました。


「お、来たか。」


そういって凛が玄関まで小走りで行きました。


いや...誰が来たんですか?


「よお秋斗。」


キッチンに入ってきたそいつは...


「げ...鳥肌野郎さんですか。」


「鳥肌野郎ってなんだよ...だいたい俺の名字は鳥肌じゃなくて鳥原だっつうの!」


「とりがらさんだろ?」


「凛ちゃんまで....ひどい....」


「ははは、白石ジョークだ、なあ兄貴。」


「ははは、そうですよ鳥肌さん。」


「もういいよそれで...」

↓ブログにも来てね。↓

http://blogs.yahoo.co.jp/neeton329


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
このランキングタグは表示できません。
ランキングタグに使用できない文字列が含まれるため、非表示にしています。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ