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第一の後悔
けっきょく雪乃さんは、遠い席に行ってしまった。
「(主人公)くん!よろしくね♪」
女子が言ってくる。もし、もとの世界だったら、女子は、こんなことも、しなかっただろう。
俺は、後悔を覚えた。
けど、この世界を楽しもうとも、思えた。
「よろしくな」
そう笑顔で言うと、女子たちが、俺をみて、黄色い声援が飛んでくる。初めて、嬉しいと感じた。
「(主人公)くん好きです!」
またちがう女子に告白された。俺は、その女子を知らなかった。そのままそう告げると、泣くのではなく、
「じゃぁこれからしってもらうよ!」
と、ストーカーされるようになってきていた。
女子こわい☆