第六章:キレました☆
いつものタイトル違って、今回のタイトルはふざけた感じになりました^^;内容もふざけてます。←これはいつもの事だね。
「ん?どうした、勇気」
ジュエルの言葉でハッとした。
つい、ジュエルの笑顔に見惚れてた・・・。この人、見た目は綺麗だから・・・・・・・・・。
「おい?無視か、てめぇ」
うん・・・見た目はすっごく綺麗・・・・・・・。
「なんとか言えや、コラ!!」
見た目はきれ・・・・・・・
「うんとかすんとか言いやがれクズ!!!!」
「その見た目が台無しだぁぁぁああああ!!!!!!!!」
つい、本音が出てしまった。黙っていれば完璧なんだけどなぁ・・・
いきなり大声を出されてビックリしたのか、ジュエルはしばらく固まっていた。それからしばらくして
「・・・・は?」
と間の抜けた声を出した。
「いや・・・なんか使い・・・じゃなくてジュエルってさ、見た目は綺麗なのに言葉遣いが・・・なんと言うか・・・」
「あー・・・これか」
ジュエルは状況を理解したらしく、自分の喉下に手を当てた。
「よく言われるよ。『黙ってれば完璧』って」
うあっ、さっき僕が思った事と全く一緒だ。
「これは癖みたいなもんだ。どうしようもならねぇな」
なんか普通の男より男らしいぞ、お前。
「最近の男が軟弱なだけだ」
「そこぉ!また僕の思考をチクるな!!!」
僕はさっきも僕の心の呟きをチクりやがった霊に向かって叫んだ。
「そんなに叫ぶと疲れるぞ」
「あーーーーもう!!!!」
ムカつくーーー!!!!でも・・・ホントに疲れた・・・・。
「腹が減ったぞ、なんか作れ」
こんな疲れきった僕にトドメを刺しやがりますか!
「自分の家で食え!!」
「その間にジャンクやらハンターやらが襲って来たらどうする?」
「う・・・・・。つーかハンター・・・?」
ハンターって・・・・つまり僕みたいな神から能力貰った奴の事だよな・・・?なんで僕を襲ってくるんだ?
「あ、そう言えば言ってなかったな」
女は「そうだそうだ」と手を叩いた。
「あのな、一番ジャンクを狩ったハンターには神から豪華商品が出るらしいぞ?」
豪華商品!?なぜにゲーム形式!?やっぱり神軽・・・・・
「なんかな、その商品は噂だと・・・神がなんでも好きな事を叶えてくれるらしいぞ?世界征服とか・・・大金持ちとか・・・」
・・・と思ったら重っっ!!なんじゃそりゃ!!じゃあ悪い奴が一番になったら・・・・
「大惨事☆」
「☆を付けるな!!つーかそこの霊、また僕の心を!!」
「そーゆう訳で、少しでもライバルを減らそうと同業者を狩ろうとしてる奴等がいるのさ」
むー・・・・・・って、ハンターって狩れるのか?
「ハンターもジャンクと同じように、傷に攻撃すれば狩れるんだぞ」
「へ?じゃあ僕にも安西さんみたいな刻印あんの!?」
「・・・・気づいてなかったのか?」
「うん」
「・・・・・ホントにクズだな」
ムッ・・・・でも本当にそんな傷痕があるのかな?
洗面所へ行って、鏡で僕の額に目を向けて見ると・・・・・あった。
なんか・・・よく漫画とかでみる『魔方陣』みたいな感じの刻印・・・・。もう傷痕じゃないな、これは。○のなかに、色んな文字?が
刻まれている。
「神はなー、こういう展開も予想してたんだ」
いつの間にか後ろに立っていたジュエルが説明し始めた。
「この能力で暴走する奴もいるんじゃないか、そう思って神は戦える能力もお前らに備えさせたんだ」
なんとなく神の思考に矛盾を感じるが・・・。危ないならそんな能力与えなきゃいいのに。
「そんな事したら、『ああ!神はなんで僕に特技を与えてくれなかったんだ・・・。神にも見捨てられた・・・もうダメだ、死のう』
って奴等が出てくるだろ。つーか出た」
「そんな奴いるか・・・っていたんかい!!!」
「変な奴もいるもんだな。世界は広い」
だったら・・・・普通の『運動』とか『勉強』とかにすればいいのに・・・
「それじゃあつまらん。さっきも言っただろ」
「言われたけどさぁ!神勝手すぎるだろ!!」
「なんせ神だし」
「そんな神に支配されてる、この地球が憎い!!!」
いや、さすがにそこまでは思ってないけどさ
「とにかく・・・・なんか作るか・・・。僕もお腹空いたし」
「おう、そうしろ」
「・・・・本当にここで食べてくの?」
「当たり前。つーか住む形になるな」
「はぁ・・・・・って住む・・・?」
「うん。住む」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・はぃぃぃいいいいいいい!!!!?
「あれ?言ってなかったか?」
「言ってない!!全っっ然言ってない!!欠片も言ってない!!!」
「そうか。じゃあ今言ったからOK☆」
「いや、『OK☆』じゃないっ!!!住むって・・・・住むって!!!!!」
凄く意味が分からない!いや、意味は分かってるんだけど・・・理解したくない!
「だいたいの使い魔はそうしてるぞー?いつジャンクが暴れるか分からんし」
そんな事言われても・・・・・
「ってことで、早く晩飯作れ」
僕は、僕の頭の中で『ブチッ』という音が鳴るのを聞いた。
「・・・・ざけんなぁぁぁあああああああーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!!!!!!!」
この後、僕はジュエルに飛び蹴りをかました。
返り討ちにあったのは、言うまでもないか。
はい、勇気がキレました☆その時の実況・・・・
おーっと!!勇気選手、飛び蹴りをかましジュエル選手の脳天をクラーーーシュ!!!
ここでジュエル選手の怒りバロメーターMAX!!勇気選手が危ない!!
おっと、ジュエル選手何かをとりだした・・・なんと!!鎌だぁー!!どっから出したそんな物ーーー!!
ジュエル選手、遠慮なしに勇気選手を切り付ける!!この姿はまるで・・・・・SO!死神だぁぁあー!!
勇気選手、近くにあったテニスラケットで鎌を止めた!しかし鎌はラケットごと切った!!というより狩った!!何でできてるんだ、その鎌ーー!!
勇気選手危ない!危ない!あーあぁぁぁぁ・・・・
てな感じだったのですbジュエルは死神をモーチフにして創り上げたキャラだったりします♪まんまでしょ?