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変身ヒーローin異世界  作者: 鯨尚人
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第14話 vs.ゴブリン

 俺たちは、夜明けとともに魔物の領域である、山脈越えを開始した。

 山に踏み込むとそこには当然、人の作った山道などはなく、草木の生い茂る道なき道を行くことになる。

 肌寒い早朝の山道を、時々には朝露で濡れた茂みに突っ込んでは掻き分け進んで行く。


 うへぇ、こりゃ思った以上に大変だなぁ。

 変身したい気持ちになったがベルトに聞いてみたところ、長時間変身していると体力を消耗していくようになるそうなので、残念ながら却下だ。

 そんな道なき道を歩いていると、ふと小さな小道のようなものに気付いた。


「なぁ、なんか人の作った道みたいのあるけど、この山って昔は人の領域だったのか?」

「何? どこだ?」


 リヴィオたちはそれを見て、顔つきが変わった。


「なぁ、これってさー……」

「ゴブリンの作った道?」

「じゃろうな。随分、使われとるようじゃがこの雑な仕事ぶり、イライラするわい」


 ドワーフの女の子のトアン、エルフのエステル、ドワーフのおっさんのゴドゥが言葉を交わし、頷き合う。

 彼ら3人は、都会育ちのリヴィオやイケメン魔術師のディアスより山に詳しい。


 ゴブリンかー。

 ゴブリンって、俺の中では雑魚キャラなイメージだけど。

 でもこの世界だからなー、油断ならないよな。


「迂回したほうがよさそうじゃな」

「ええー、突っ切ろうよ。そのためにあなたたちを雇ったんだから」

「でもなぁ。数が多かったらどうすんのさ」

「その時はゴローもいるし、大丈夫だって。こう見えて、凄いんだから!」


 エステルがえっへんと控えめな胸を張ってみせる。

 それを受けて、パーティの皆が俺を見た。

 ゴドゥやトアンは「このひょろいのが?」とか「とても大丈夫そうには見えんが」とか、そんなことを考えてそうな顔をしている。


「うう~む……。魔装を使って戦うというのは聞いておるがのぅ……。どうにも、なぁ……」

「うん。アタイにはあんまし大丈夫には見えないんだけど……」

「むっ、お前たち、ロゴーはな……」

「魔法使いは見た目では強さはわからぬ者だ」


 リヴィオが何か言いかけたが、魔術師のディアスが割って入った。


「そりゃぁわかっとるが……。ゴローと言ったか。気になっとったから一言だけ言わせてくれ。お前さんの魔装は、その背負っとるリュックの中か? 奇襲には備えておけよ」


「あ、ああ、はい」


 「いざって時に足手まといでは困るぞ」って思ってそうだ。

 でも、言わないで黙っていたのは、俺を尊重してくれてたってことかな?

 それとも、どうでもよかったのか。


 でも、奇襲に備えろって言われてもどうすりゃいいのか。

 変身しておくわけにはいかないし、ベルトを出しっぱなしにしておくにも5分くらいで消えちゃうそうだし。

 消える度に出現させたら光って目立っちゃうしなぁ。


 うう~ん、と眉間にしわを寄せていると、ディアスがまじまじと俺を見ているのに気が付いた。


「えっと、何、かな?」

「ああ、いや、キミのその格好が気になってな。キミは異国から来たのだろう? そのような服は見たことがない」

「え、ああ、うん」


 ディアスが近づいて来て、俺の半袖のポロシャツとジーンズをめっちゃ凝視してきた。

 近い。顔近い。イケメンの顔が近い。

 男なのにこうもイケメンだとなんかドキドキするな。


「私は異国の変わった物が好きなんだ。もし何か持っていたら、見せて貰いたいのだが」

「あ、じゃあこれ、チョコレートっていって、砂糖とか使った菓子なんだけど……」

「おい、そういうのは後に……え?」


 俺がジーンズのポケットから、溶けるのでリュックに移動させておいたチョコレートを取り出すと、リヴィオが注意しようと言いかけた言葉をとめて、ぽかんと口を開けた。


「チョコレート……砂糖を使った菓子だと!? くれるのか?」


 頷いた俺を見てディアスはそれを受け取ると、包装紙に感動した様子でその包みを見回しなかなか開かない。

 「早く食ってくれよー」とトアンにせっつかれ、ディアスは包装紙を糊付けされた部分から綺麗に剥がし、銀紙を開いた。


「なんだこれー。ホントに食いもんなのかー?」

「文字が書いてあるのぅ。読めんが……」


 チョコにはメーカー名と英語でMilk chocolateと書かれている。


「これは型に入れて成型したようだな……さて……」


 チョコを摘み出して3分の1ほどをかじり取り、目をつぶって咀嚼し始めた。

 皆の視線がディアスに注がれる。

 イケメンのご尊顔は溶けるように笑み崩れていった。


「こ、こっ……! これは美味だ……! 口の中で溶けるんだな!」


 途端、わっとパーティの皆が俺の元に集まってくる。


「ゴ、ゴロー、チョコ! チョコまだあるの? あるならわたしにもちょーだい!」

「アタ、アタイにも、く、食わせてくれよー!」

「ワシにもじゃ! とっておきの酒をくれてやるぞ!」

「あー、ズルイ! わたしが先に言ったんだからね。ね? ゴロー」

「そんなものは関係ないわい。決めるのはこやつじゃ」

「う~……。だったらわたしはお姉さんとして甘えさせてあげよう!」

「何を言うとるか……。そんなものより酒のほうがいいに決まっとる」

「なっ? そんなものって……!」

「じ、じ、じゃあアタイは、おっぱい触らせてやるよ! そこのエルフより大きいしさ」

「なぁー!?」

「おい、女を武器にするな! 卑怯じゃぞ!」

「決めるのはこの男ってゴドゥそう言ってたじゃん」

「ううう~っ。だ、だったらわたしだって、その、いや、でもそういうのは……もう少し仲良くなってからなら……い、いいけど……」


 おお、チヨコレイト、恐るべし。いや、砂糖か。

 これほどに人心を惑わすとは……。


「砂糖を使った菓子など、我が国では王族や貴族でさえあまり口にすることはできないものなんだ。そのため、庶民の憧れは強い。ロゴー、あれはお前の持ち物か? まだあるのか?」


 俺がこの世界に疎いと知っているリヴィオが説明してくれた。

 貴族でもあまり口にできないものだったのか。


「あー、ええと、なんて言ったらいいかな……。後でなら魔法……で作れるけど。今は山脈越えの最中だから……」


 皆から注がれる熱い視線を浴びながら、俺はそう答えた。

 本当は変身して解除すれば、その都度ひとつ出てくるんだけど。

 リヴィオとエステル以外には、俺の正体は出来るだけ内緒ってことにしたからな。

 厄介なことになると困るし。

 すると。


「なんじゃと? 作れるのか!」

「うわー、すげー! すげーな、アンタ! さっきはゴメンな!」

「じゃあ、後で食べれるのね。やったー! ゴロー凄い!」

「ふん、そうとなればさっさとこんな山ァ抜けて、チョコレイトとやらをツマミにとっておきのブランデーを呑みたいわい。迂回せず突っ切るか。この男の魔装も本当に凄そうだしな」

「さんせー! おしゃれな呑みかたじゃんかさそれ~!」

「美味……。なんという美味……」


 大興奮である。今、奇襲されたらヤバそうだ。

 そんなことを考えていると、俺の袖をくいくいっとリヴィオが引っ張ってきた。


「…………」


 憂わしげな表情で「私の分はあるか?」って思ってそうな顔をしている。


「大丈夫だ。リヴィオの分もあるから」

「そ、そうか……。実は私は、貴族の社交界で何度か砂糖入りの紅茶を飲んだことがあるくらいでな……。そういった菓子を食べたことはなかったんだ」


 話しながら、にへにへとだらしない笑顔になっていたリヴィオと目が合う。

 自分の様子にハッと気付いて、リヴィオはすぐに背を向けた。

 見えなくなったけど、にへにへしてそうだ。回り込んだら、怒られるだろうな。





 それから、パーティの雰囲気がよくなった。

 チョコで結束を強めた俺たちは、ゴブリンの道を迂回せずに進むことにした。


 30~40分ほど歩いただろうか。

 緩やかな傾斜の、少し開けた場所に出た。

 そこを暫く進んだところで、ぴく、ぴくぴくっと俺の前を歩いていたエステルの長耳が小刻みに動いた。


「……いる。囲まれてる」


 俺たちは立ち止まり、周囲を警戒する。


「7、8…………12匹は気付けた」


 うわ、それ、ゴブリンだよね? 多くね?

 てかエステルって凄く耳がいいんだな。


「ゴロー!」

「おう!」


 小声で強い口調を出すエステルに、同じように答える。

 変身だな? と俺は背負ったリュックを下ろした。


「まだ変身しないで! 派手だから、警戒される!」


 カクッと、俺は軽くズッコケた。


「トアン、ゴローのサポートをお願い」

「あいよ!」

「ゴロー、矢とか斧とか飛んでくるかもだから、気を付けて」

「わ、わかった」


 うわ、怖い。生身で矢とか、怖いな。


「皆、わかってると思うけど、死角をカバーしあってね。それと、あまり前には出ないようにね。迎え撃つカタチで」


 俺に背中を向けながらそう話したエステルの綺麗な金色の髪が、次の瞬間、弧を描いた。エステルが身体を半回転させてこちらを向いたのだ。

 いつのまにか矢がつがえられ、手にしていた弓が引かれている。

 そして、俺の胸を狙っていた。


「ゴロー、どいて!」


 強い口調だが、先程と違う大きな声。

 俺は慌ててその場を飛び退くと、次の瞬間、エステルの矢が放たれ茂みの中に消えた。


「ギャッ!」


 おそらくゴブリンであろう悲鳴が聞こえると、その茂みの上を飛ばし損ねたであろう敵の矢が放物線を描いた。

 エステルの耳には、ゴブリンが弓矢を引き絞った音が聞こえたのだろう。

 その矢が地面に落ちる前に、視界にまたエステルが放ったであろう矢が別の茂みに飛んでいくのが映った。


「ゥギャッ!」


 そこからも悲鳴が聞こえ、茂みの中からゴブリンが倒れ、転がり出てきた。

 エステルを見ると、次々に矢をつがえてあちこちの茂みへと矢を放っていく。

 電光石火だ。


「ギィーンンン!」


 変わった叫び声を上げながら、石の手斧を持った3体のゴブリンが茂みの中から飛び出してきた。

 緑色の身体で、耳が長く毛が頭にあまり生えていない見た目をしている。

 体長80センチ程だろうか。

 ちょっと気持ち悪い見た目だ。


「もう変身していいよな!?」

「まだっ!」

「あれは私にまかせろ」


 リヴィオはそう言って、ゴブリンがある程度まで近づいてくるのを待ってから、そちらへ飛び出していった。

 ゴブリンたちはジャンプすると、手に持った石斧を振り上げ、リヴィオに一斉に襲い掛かる。


「危ない!」


 俺はつい叫んだ。そんなことはリヴィオにもわかっていることだ。

 一斉に襲い掛かられたリヴィオは、受けるでも、横や後ろに逃げるでもなく、左側と中央のゴブリンの間を素早くすり抜けた。

 中央のゴブリンの、右手から繰り出された石斧を回避しつつ、斬り付けながら。 


「ギャァッ!」


 空中でバランスを崩し、中央のゴブリンが地面に叩き付けられ、弾む。

 リヴィオは身をひるがえし、着地したばかりで踏ん張っている左側のゴブリンを後ろから剣で突き刺す。

 胸を貫かれ、膝を折るゴブリン。

 右側にいたゴブリンは奇声を上げ、再度、襲い掛かった。

 リヴィオは一歩も動くことなく、ただ剣を前に突き出すと、ゴブリンは自らの跳躍でその刃に貫かれることとなった。


「す、すげぇ……」


 思わず口をいた。

 リヴィオが戦場では部隊長をやっていたのは知っていたし、屋敷の前ではガラードの狂剣から救ってくれたのも見ていたけど、彼女の強さを目の当たりにして驚いた。


「こらっ、ゴロー、周囲警戒!」

「あっ、ああ!」


 エステルに叱られ、辺りを見回す。

 矢や石斧が飛んでくるかも知れないのだ。エステルやリヴィオの戦いに見とれている場合ではない。


 そう思った矢先、1本の矢が俺の元に飛んできた。

 うわっ! けっこう速い! 避けられるか?


「おりゃっ!」

 

 ガキン、と硬い物同士がぶつかる音。

 トアンがその両手に持つ大きなハンマーで、その弓矢を防いでくれたのだ。


「ギャッ!」


 そして、弓矢の飛んできた方向にエステルの弓矢が飛び、ゴブリンに命中したようだった。


「私の前に出るなよ!」


 黒い格好の光系統の魔術師、ディアスが一歩前に出た。

 手に持った黒の装飾の施された銀の杖を翳すと、杖の先端が煌めく。

 そして、光り輝く矢がディアスの前面の空中にズラリと十数本、出現した。


「光の矢たちよ……()け!」


 扇の骨の部分のように弧に沿って並んでいた光の矢が、一斉に放たれた。

 矢は真っ直ぐに高速であちこちの茂みに飛び込み、木々にも何本か突き刺さる。

 狙いを付けたわけではなかったようだが、何本かの矢はゴブリンの身体に命中したようで悲鳴が耳に届いた。


「うわっ、凄! 凄いけど、派手!」

「う、そうだったか。マズかったか?」

「警戒されちゃったかもねぇ」

「そ、そうか……」


 あ。エステルに言われてディアスちょっとしょんぼりしてる。

 憂いを帯びた顔も絵になるな。イケメンめー。

 でもさっきの魔法、凄くカッコよかったな。

 

「ゴブリンども、攻撃して来んな……」

「うん、もうちょっと減らしておきたかったんだけど……。6匹は致命傷になったみたい」

「……俺の変身は……」

「う~ん。より警戒させるだけだと思うから、まだ待って」


 おかげで変身して活躍できなくなった。

 イケメンめー。


「す、すまん……」


 ディアスが申し訳なさそうに謝ってきた。

 顔はゴブリンの攻撃を警戒してこっちを向いていないが、しゅんとした感じが伝わってくる。

 いいよいいよ、許すよ。

 本気でイケメンめーって思ってたわけじゃないよ?


「ドウスル? テッタイ カ! オウエン ヨブカ!」

「オウエン ガ イイ!」

「イヤダ! テッタイ シタイ!」


 んん? ゴブリンたちが大声で話し合ってるぞ。

 声の方向にエステルが弓を構えるが、どの方向も木の後ろからの声だったようで、断念した。


「アイツら、なんて言ってるのさ? エステル、アンタならわかる?」

「長生きしててもゴブリン語なんてわかんないよ~!」

「そっか。そうだよなぁ……」


 え、皆にはわからないのか。俺にはゴブリンの言葉が理解できるんだが……。

 カルボはゴブリン語までわかるようにしてくれてたのか。

 てか、もしかしてこの世界の言語全てがわかるようになってるのかも。


「ゴブリンどもは、撤回するか応援を呼ぶかを話し合ってるな。今は応援を呼ぶほうに話が傾きかけてるぞ」

「ええっ? ゴロー、わかるの?」

「本当か? お前さん、なんでゴブリン語なんぞ知っとるんじゃ」

「なんでって言われても……とあるヤツに教えてもらったんだ」

「……ロゴー。ヤツらに私が言う通りに話せるか?」

「え、ああ、出来るぞ」


 俺はリヴィオの指示通りに、ゴブリンどもに声を張り上げた。


「キケ! ワタシタチ ココ トオル ダケ!」

「ギャッ! ニンゲン ガ シャベッタ!?」

「オマエタチ ニ ケガ サセナイ! ヤクソク スル! ダカラ トオシテ!」

「……ドウスル!?」

「ダメ! ウソツキ カモ」

「ソウダ! ユダン サセテ オレタチ コロス!?」


「……と、申しておりますが」

「ふむぅ……。ならば」


「コロサナイ! ヤクソク スル! ダケド!」

「ダケド?」


 そこで俺は変身してみせるよう、リヴィオに指示された。

 言われた通りにまずベルトを出現させる。ベルトは発光しながら出現音を伴って腰に現れた。

 ゴブリンたちがざわめき立つ。


「ナニ ソレ! ソレ ナニ!?」

「マホウ! ナニ スル!?」


 蒼のクリスタルをベルトにセット。カキィーン!と気持ちのいい高音が響く。

 あ、うん。ゴロークリスタルだよね。抵抗あるんで蒼のクリスタルって言ってしまったけど。

 まぁ、それはさておき。

 俺はベルトの魔法陣を叩いて変身する。

 変身!と言いたかったので、呟いておいた。

 

 叩いてからは派手だ。強く輝く蒼いクリスタルと金色に光る全身は発光音も鳴るし、眼が光るときも音が鳴る。

 それらは、俺の望みが反映されたカタチなんだと思う。

 うん、いい。カッコイイ。

 そんな気分にちょっと浸りたかったのだが。


「ナッ、ナニ!? ナニ ソレ! コワイ!」

「コワイ! コワイ!」

「ヤッ、ヤクソク マモレ!」

「ソ、ソウダ! マモレ! マモレ!」


 怖くないだろ。カッコイイだろ!

 いや、まぁ、ゴブリンたちにとっては怖いよね。うん、わかります。

 リヴィオの次の指示も、そう思わせることだったから、好都合だ。


 俺はすたすたと戦いの広場の隅に鎮座する大岩の前へと向かう。

 そして、大声を張り上げた。


「モシ ワタシタチ ニ ケンカ コロシ スルナラ コウダ!」


 その大岩に、俺は拳を叩き込んだ。

 砕き割れる音が鳴り響いて大岩はいくつかにかち割れ、上側の巨大な破片のひとつが落下して、ゴロンゴロンと転がった。


「ヒ……ヒイッ! ケンカ シナイ!」

「コロシ シナイ!」

「ヤクソク スル! ダカラ ナニモ シナイデ!」


 息を吸い込んで、俺は声を轟かせた。


「ヤブッタラ ゲンコツ ダゾ!」

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