外伝??記壱逢昔話
短いよ
ある日の昼下がりの稲荷神社の境内にて日向ぼっこをしていた優狐は夢を見ました……それは源九郎と出会うほんの少し前の楽しかった頃の夢でした(今も楽しいですよ♪by優狐)
今を遡ること数百年前、優狐は尻尾が二本の狐式に似たロリッ娘狐でした、時を同じく村ではかの有名な狐が村人を困らしていました、そこで村人達は罠を作り捕まえようと考え実行しようとしたら狐(悪戯狐の友達)が捕まりました
狐「けーん!?」
村人「悪戯狐め」
村人二「皮さ剥いで狐なべにするべ!!」
狐「きゅ〜ん!!」
優狐「何をしているのじゃ?」
村人「悪戯狐を懲らしめるところじゃ‼」
村人二「村一番の雄犬の『閲覧規制』で無理矢理『閲覧規制』して仕付けてやるわ‼」
狐「け〜ん!!」
優狐「待たぬか!!わっちには無実の狐にお仕置きしようとしている風にしか見えんのじゃが」
村人「じゃが巫女様!!儂らの畑が荒らされているのじゃぞ!!」
優狐「狐が言っているのじゃ、仲間が悪さしてごめんなさいと言っているのじゃ‼」
村人「そうじゃッたのか……心優しき狐よ儂らを許してくれんか」
狐「けーん!!」
優狐「いいよだって‼」
その日から優狐は狐と一緒に遊んでいましたですが……生きていればいずれは訪れる別れ…狐は老いてゆき別れが迫って来ました…
優狐「逝くのか狐よ…」
ここからは狐の翻訳が入ります(地の文は気にするな)
狐『優狐ちゃん…あっしはもう』
優狐「おばばに頼んで極楽浄土に送って貰うことになるはずだ」
狐『そりゃおっかぁに自慢できらぁ』
優狐「私はまだ行けないが極楽にいるはは様によろしく頼む」
狐『わかりやした、優狐ちゃんに助けてもらって恩を今こそ返すときだ』
優狐「死ぬんだから無理だろ」
狐『勢いですよ、勢い♪』
優狐「まぁ…しばらく寂しくなるが達者でな…」
狐『へい…達者で…』
狐の狐生は優狐に出会うまで辛かった…母と父を山火事で失い、先代の悪戯狐に拾われやさぐれていたが先代の子が自分の罪に気付き償いの手助けをするところで村長に捕まり優狐に助けてもらったのだ
その後狐の亡骸は稲荷神社の境内のとなりに小さな祠を建て眠っています
機会があれば縁側で寝ている狐と一緒に見て行って下さい
〜〜〜♪
優奈「今日は、狐式を段ボールに入れて流す狐式の川流れをしていたのだが、狐式が消えてしまった、次回は、狐式の小さな大冒険(笑)に気長に待っていて下さい」
真似はダメだよ