外伝第十二話妖刀が哀刀に変わり名刀になる
珍しく前後編
今を遡ること約数百年位前、ある有名な刀鍛冶が己の娘を切り殺しその血で一本の刀を打った…名を哀刀愛娘…後の世では妖刀愛娘と呼ばれ、それを手にしたものは耐え難い苦痛と共に夜中すすり泣く声が刀から聞こえ持ち主は皆悲惨な末路を辿ると言われている…
今宵もまた…
???『しくしく…しくしく…誰か…』
木ノ井門「またか…」
この男…名を釈迦木ノ井門といい元は悪さを働いていた悪党だが今は改心して優しき侍と言われているのだが…こいつの愛娘はレプリカじゃないのか?
木ノ井門「左様…天よ、これはレプリカ愛娘…しかし何故…」
レプリカ愛娘『…ととさまを…しくしく…誰か…ととさまを…』
木ノ井門「壊れたラジオ並みの聞きづらさだな」
〜次の日〜
こちらは突撃野郎Tチームのアジト、今回はリーダーの葛と新入りの一がいるようです
突撃野郎Tチーム、かなり前に説明したから省略!メタいが二次創作の著作権が関係しているよ♪
一、新しく入った少年、リーダーがとある時代からからつれてきたらしく誠一文字を背負っていたらしい
葛「なるほど〜レプリカ愛娘からすすり泣く声がね〜」
一「レプリカ愛娘?」
木ノ井門「本物はどこかの嵐(優奈)が叩き折ってな今はレプリカでござる」
どこかの嵐『くしゅん』
一「わかった!!愛娘は父上を止めて欲しいんだよ!」
葛「つまり、刀鍛冶が自分の娘を切り殺す前に行けばいいんだな」
木ノ井門「だが、一体いつ頃に作られたのか分からないぞ」
一「こういうときこそ稲荷神社じゃないですか!!」
てくてく
こちらは稲荷神社
蛙野「愛娘ができた時代?」
優狐「それってあれかしら?」
一「知っているのですか!?」
優狐「確か…文献に狐小僧が現れる前に娘を切り殺しその血で刀を打った悪魔を裁いたっていう瓦版を見たことがあるわ」
一「それっていつ頃ですか?」
優狐「魔王が部下に裏切れ、確か…蛙野が働いていた殿様が敵討ちした三十年位前の瓦版に書いてあったはずよ」
蛙野「あれか?たしか…ほれ、当時の瓦版じゃ」
稲荷神社組以外『あるのかよ!?』
蛙野「今風にしてみたぞい」
瓦版『悲劇!?罪無き娘、無惨に散る‼下手人は娘の父!?』
木ノ井門「女性誌みたいな出だしだな…」
葛「これなら大丈夫だな!」
優狐「貴方達、決して未来の事は言ってはなりませんよ!!旦那様曰く干渉し過ぎたら弾き飛ばされるそうです」
葛「干渉か…あいつらは元気かな…」
突撃野郎Tチームは悲劇を回避出来るのか!?次回、哀刀から妖刀になり名刀になるその二バットエンドなんぞいらん!!突撃野郎Tチーム&通りすがりの嵐+α対狐&狸天下分け目の大決戦!!を気長にお待ち下さい
続く