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犬猫の短編集

柴犬のとある1日

作者: 島弘

 今日はママンに連れられ休日お出掛けワン!

 柴犬ワンワン♪ お出掛けワンワン♪


 モールの奥に行きつけのペットショップがあるワン!

 ママンは柴犬を預けお買い物に行ってしまう。


 でも、寂しくないワン!

 柴犬はトリミングされて隅々までシャンプー。


 ドライヤーは苦手だけど我慢我慢。

 買い物を終えたママンが戻って来たけど、爪切りがまだだワン!


 ママン少し待っててワン!

 爪切りしてる間にママンを見てみれば、ブリティッシュ猫に色目使ってる。


 柴犬は怒ったワン!

 柴犬の前で猫に色目を使うなんて激怒(ゲキオコ)だワン!


 ママンに引き取られて帰るも口をきかない――!

 丸一日口を閉じてたらママンが「吠えない良い子に成って、何か御褒美をあげないとね」と。


 それでも柴犬の機嫌は直らないワン!

 そして夕方‥‥御褒美に肉付きの骨が‥‥‥‥「ワンワン! ワンワンワォーン!」ありがとうママン。


 柴犬は、また甘える様に吠える犬に戻ってしまったとさ。ワンワン!


 * * * * * * * * *

 お・ま・け


 ある日、柴犬の前にママンがしゃがみこみ、お顔が近付いた。


 そして、ママンが真っ直ぐに見つめてきた。

 照れる柴犬も見つめ返しそっと目を閉じ‥‥「わっくちゅん!」マ、ママン御免なさい。


 だってママンの香水が鼻をくすぐるから。

 でも、ママンは笑って許して柴犬の顔をワシャワシャしてくれる。


 大好きだワン!

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