憑依・目標
異世界転生した
転生と行っても種類があって、大まかには3つ
転生
・記憶を継承して、生まれ直す転生
転移
・記憶、体をそのまま持ってきた
憑依
・記憶を別の誰かにぶち込んだ
今回俺が体験したのは憑依ということだ
しかもTSエルフ憑依、とても興奮するね
この体の持ち主は、生き飽きたエルフだった
憑依先の考えでは、生きるのも暇なので憑依してみよう的なサムシングだったらしい
まぁ、俺が混ざった影響で、何が起きてもどうでもいい感じの元人格が眠りにつき、主人格が俺となってしまったわけだ
なるほど、TSロリババアエルフか、なるほどなるほど・・・エッッ!
ふぅ、というわけで行動方針を決めていこう
まずは安全、安全第一、死んだら終わりだ
・・・なるほど、記憶を探ってみれば魔法の知識がドバっと溢れ出してびっくりしたが、このカラダ、クソ強いぞ!?
転移魔法
・覚えてるところに転移できるらしいが、地球に行けるかは魔力的に怖くてやってない
・不可視の結界を皮膚に張り巡らせているので意外と安心、毒霧すら口元で弾くらしい
木魔法
・植物と言い張れば、魔力次第でなんでもできる
魔力
・すごい
身体能力
・すごい
う~ん、こいつは強いですねぇ(確信
そう思いつつ、植物で作った家で、植物で作ったステーキを食い、植物で作った水を飲む
動物は、植物を食べて育つ
その工程を真似下植物は実質植物
つまり、肉味の植物は作れる、QED証明完了
今回はステーキを木の枝から実として生やしたわけだが、これ、雨風獣にさらされたらばっちいいな・・・これを増やすのはだめだな、即席ならいいが、長時間栽培とかはムリだな、まぁ売らないけど
ステーキの汁が飛んだので服を生やした、何でもありだな
とりあえず安全、食事、服までどうにかなった
ガ、1番重要なことがある、スマホだ、スマホが無いのです
ソシャゲもなければ、マンガも小説も無い、クソかな?
というわけで、それらを解決するために行動しよう
まず大前提として、スマホを作ることはできない、そんな知識はない(白目
出来ることからやっていこう
まずはネット環境、これは木魔法でなんとかなりそうだ
木の意識、つまり根っこをを世界に繋げれば・・・めっちゃ時間可明かりそうだな!
さてさて、記憶媒体用の木を作るわけだが、本1つを記憶するのに本の大きさが必要になった
そして安全面、壊されたら終わりだ、複数同じものを用意する必要があり、警備も必要
・・・とんでもなく難題だな!
とりあえずでっかく作ったが、これでは壊される可能性があるので守護者が必要だな・・・
ってことで、その辺にいいた犬を餌付けして守ってもらうことにした
でかい、かしこい、そこそこつよい犬、素晴らしい逸材だ、木の枝をぶすっとな
よし、木に接続完了、これでなにかあったら分かる
ん、あぁ、飯?飯かぁ、その辺に適当なご飯の木を生やしまくって完成!
ふむ、満足!・・・・ん?
気がついてしまった
本が、1冊も、無いのである
記憶にある本は内容は知ってるが、それを漫画化しろと言われるとムリだ
・・・積んだか?
いやまて、1人でやる必要はない、みんなでやろう、やればわかるさ!
つまるところ、俺は読み専だったわけだ
全種族には申し訳ないが、本を提供してもらおうではないか、もちろん自費でな!