誰でも心の裏側に闇を抱えている
ここは、ご存知のように、歌舞伎町のど真ん中。
今、未曾有の心霊事件が起きまくっている。
それは、歌舞伎町の各地で死者が多数起きていることだ。
警察は、この妙味な出来事に全力で解明に焦っているが解決できずにいた。
そんな事件に、ある男が立ち上がった。
それは、ゾンビケンシロウだった。
「俺の名は、ケンシロウ。この歌舞伎町を救うためにやってきた。
どんな事件も俺に任せておけ。」
少し前のケンシロウ。
ケンシロウは、歌舞伎町を去る前に、散歩していた。
そんな時、ある一冊のノートを拾った。
ノートの表紙には、こう書かれていた。
『ですのーと』
拾った瞬間、目の前に死神が現れた。
死神が言った。
「お前の負けだ。」
ゾンビケンシロウは言った。
「そ、そんなはずはない。お、俺は、何もしていない。」
次の瞬間、死神は消えていた。
「てか、何だこののーと。まさか、これ本物のですのーと?!」
ゾンビケンシロウは、気づいたら、人を殺しまくっていた。
すぐに、容疑者が顔を見せたと騒ぎながら、警察がやって来た。
警察は、尋問を始めた。
「そんなもんすよ、人間なんて。」
ゾンビケンシロウは言った。
「だが、一つ俺は、言っておきたい。俺達は、もうすでに死んでいる。」