ガリレオでも解けない問題はある
とある女性ゾンビが行方不明になっていた。
その女性ゾンビは、事件前、トイレに行ってくると言って、持ち場を離れたそうである。
そして、その数分後、遺体が発見され、その遺体は首から二等分にされ、遺棄されていた。
そこに、ガリレオケンシロウが現れた。
「なるほど、なぜ、犯人は、その女性ゾンビを殺したのか。それから、なぜ、二等分にしたのか。
(さっぱり分からないじゃなくて)、全く分からない。俺には、分からん、アホじゃけん。」
ゾンビ達は、犯人を探していた。
そして、次々とゾンビ達がアリバイを公表し、残るは、ガリレオケンシロウだけとなった。
そして、ガリレオケンシロウは、こう言い放った。
「お前らは俺に殺される。」
ガリレオケンシロウは、一人の女性ゾンビを殺し、嘘をついて、逃げていたのだ。
「なんだ、お前、しらばっくれてただけじゃねーか。
たった一人の女性ゾンビ、紅一点だったのに。」
ゾンビ達が言った。
「ちょっと好きだったんだ。
少しだけ、可愛いと思っていた。
でも、ゾンビだから付き合えないから、思わず、殺してしまった。」
ガリレオケンシロウは言った。
こうして、今回の事件は幕を閉じた。
まあ、殺されたのは、ゾンビだから、警察とかは来なかった。