ドMは死ぬまでドMだ
ゾンビ達のアジトの地下には、ドMクリニックと呼ばれる病院があった。
トキゾンビ(医者)が診察室に座っている。
そこに、いかにもドMそうな顔をしたむっつりケンシロウがやってきた。
「君はどれくらいドMなのかな?」
トキゾンビが言った。
「ウォシュレットで逝きそうになるくらいドMです。」
むっつりケンシロウが言った。
「んじゃ、君の息子を見せてくれるかな?」
トキゾンビが言った。
「はい。」
と言い、むっつりケンシロウは、ズボンを下まで引きずり下ろした。
「ちっちぇー。これで、ドMとはにわかには信じがたい。」
トキゾンビが言った。
「これでも、しっかり元気なんですよ。」
むっつりケンシロウが言った。
「とりあえず、金玉蹴っときますねー。」
トキゾンビがむっつりケンシロウの金玉を蹴った。
「おうーーー。効くーーー。たまらないーーー。」
むっつりケンシロウが喘いだ。
「次は、君の息子をギロチンで挟みましょう。」
トキゾンビがむっつりケンシロウの息子をギロチンで挟んだ。
「おうーーー。いたきもちーーー。もっとーーー。」
むっつりケンシロウが喘いだ。
「だめだー。全然効かねーーー。」
トキゾンビが言った。
「ちょっとおかずを探しに行ってくるぜ、ベイベー。」
むっつりケンシロウが言った。
「んな、アイムアパーフェクトヒューマンみたいに言われても。」
トキゾンビが突っ込んだ。
そして、ケンシロウの賢者タイムの顔を見てしまったゾンビ達は口々にこう言った。
「俺たちは、とんだモンスターを生んでしまったようだ。」