死にたい僕と生きたい君
思いついたで書いてみました!
では、どうぞ!
よし。死のう。
初めまして!僕の名前は渋谷叶どこにでもいる高校1年生さ!
そう、学校に行けばいじめられ、家に帰っても親からは出来損ない、妹からはキモイ、死ねばいいのにって言われる変哲もない男子さ!
はぁ、このテンションも疲れる、けどそれも今日までだよね。
今僕は人気の少ない古びた神社にいる。理由はさっき書いてある通り。こんなのが明日も続くと思うとほんとに嫌だ。
「縄よーし!括りつけよーし!気持ちよーし!」
やっぱり最後くらいは明るく行きたいよね!逝きたいよね!!って事でありがとう人生ようこそ来世!
そして僕は首を縄に通して踏み出した。
までは良かったんだけど…
「せっかく助けたんですから私の話を聞いてください。」
神は僕に微笑まなかった…
「えっと、君は?」
「はい!宮代静香っえ言います。私の悩みを聞いてください!」
「あ、あぁ。助けて貰ったからね。うん。」
彼女の話を聞く限り宮代さんは難病で心臓を患っているらしい。しかも、余命1年だそうだ。
「私は、自分が生きていたって言う証拠を残したいのです!そのお手伝いをして下さい!」
その一言から僕と彼女の関係は始まった。
彼女はとにかく元気で死ぬまでにやりたいこと百選をノートに書いてきて僕にみせてきた。
「かなめさん!次はこれやりましょ!後これも!明日で回りますよォ!」
凄い意気込みだ。余命1年には見えない。
そんな彼女に振り回されるうちに僕の考えも変わっていった。
(もっと彼女と色々な景色を見たい。)
そう思った僕は宮代さんを色々なとこに連れ出して思い出を作った。
けど、どんなに楽しくても僕の環境は変わらなかった。ただ辛い毎日だった…
そんな時、宮城さんからメールが届いた。
(すみません。明日からは会うのが難しいかも知れません…。)
僕はすぐに彼女に電話をして会いに行った。そして彼女はこう言った…。
「すみません。かなめさん…やっぱりドナーが見つからなくて、手術は難しいようです。もっとやりたいことはあったんですけどねぇ…人生ままらないものですよ…。」
「まだ大丈夫だって!まだやりたいことリストの半分も埋めてないんだよ?僕だって宮代さんとやりたいことは沢山あるんだもん。だから叶えようよ!2人でさ!」
しかし、現実は残酷なもので…会う度に宮代さんは衰弱していった…
「宮代さん。コレ見て。すごい綺麗でしょ?今度一緒に見に行こうよ!」
「…そう、ですね…。すごく綺麗です…いつか一緒に見ましょうね?」
「…うん。早く良くなってね?」
しかし、会う度に彼女の容態は悪くなる一方で最後には喋れなくなるほど弱ってしまった…
彼女を救うためには血液型がA型で珍しいRH-の人の心臓が必要だった。
それを宮城さんが移植することが出来れば良くなると聞いた。
〜1年後〜
「おめでとうございます。宮代さん。退院ですよ?リハビリも頑張ってましたもんね…」
「はい!友達とやりたいことリスト百を叶える約束をしてましたから!頑張りました!」
「まあまあ、彼氏さんですか?」
「いえ…彼氏とかでは…いずれそいなってくれたら嬉しいんですけどね…えへへ。」
そう言った私には少し不安があった。1年前に自殺をしようとしていた男の子と私は自分のしたいこと百選を叶えていた。けど、途中で私の容態が悪くなり中々会えずにいて今では連絡もつかないほど、離れてしまった。
けど、私は奇跡的にドナーが見つかり手術を受けることが出来、奇跡と言っても過言では無いほどの回復力を見せて今では普通に歩けるほどには回復した。
私の親もとても喜んでおり、退院の日には久しぶりに家族でパーティーをした。
けど、私の中にはかなめくんがいつもいて退院から2日だった日に彼と初めって会った神社に向かった。
なぜかと言えば、彼に会える気がしたからだ。途中から見舞いにも来なかった彼に一言言ってやりたい気持ちと、1番は会いたかったからだ。
しかし、彼はその日は来なかった…
次の日も、1週間後も1ヶ月後も、1年だっても、彼は来なかった…
すごく悲しかった…彼に会いたかった…。
そして、退院してから初めての私の誕生日の日にかなめくんからの手紙を両親から渡された…。
少し嫌な予感がしたけど、それよりも彼からの手紙が嬉しくって私はすぐに読んでしまった…そう。読んでしまったのだ…
「拝啓。宮代静香さん。いかがお過ごしでしょうか?早速ですが、お誕生日おめでとう!体調は大丈夫ですか?リハビリは辛くなかったですか?突然ですが、僕はいつも君の事を考えていました。知っての通り、僕は毎日辛くて悲しい毎日を送っていました…。けど、あなたに会えたことによって僕の人生は一変しました!毎日が楽しくて辛いことも忘れることが出来て。とても幸せでした。貴方の突拍子もないことに付き合わされて過ごす毎日は僕とっては宝物で今でも思い出すと不思議と笑顔になってしまいます。少し暗い話になってしまいますが、静香さんと会えない日はとても辛かったです…貴方に会えなかったら僕の人生は一生このままだったでしょう。だからこそ、静香さん。貴方に伝えたい。僕と出会ってくれてありがとう。そばにいてくれねありがとう。僕との思い出を作ってくれてありがとう。…そして、最後にごめんなさい。僕はやっぱり貴方に生きていて欲しかった。あなたの人生を終わらせたく無かった。もっとやりたいことをして欲しいと思ってしまった…。だからこそ僕は決断しました…。勝手ですが、貴方と一緒に人生を歩ませてください。僕の傍にいて下さい。そして、静香さん。貴方の生き様を僕にみせてください。それが僕の願いです。最後まで読んでくれてありがとうございます。
PS.今まで秘密にしてたけど、僕の血液型はA型でRH-です。どうぞ役立てて下さい!そして叶えられなかった残りのやりたいこと百選一緒にやりましょう!」
その手紙を読んで私は全てを悟りました…。今考えればタイミングが良すぎたのです。ドナーが見つかったことも、彼と会えなかったことも…私の両親が泣きそうな顔をしていたことも…全ては彼のおかげなのです。彼がくれた人生なのです…彼と過ごしたかった人生だったのです。
私はただただ泣きました…。彼がくれた手紙を胸に抱きしめて泣きました…。彼に私の想いが届くように…ありがとうって伝えられるように。
それから数年後私は社会人になりました。彼の気持ちを引き継いで…やりたいことリストはあの時からもっと増えました。いつか、彼に会えた時に沢山お話ができるように…
他にも作品を投稿してますのでそちらのチェックもお願い致します。
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