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ひとりたび  作者: 雪路
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かぞく17


やっとの思いで階段を降りきると、扉が現れた。


トワをおろして扉を開けた。

入って右側に牢があって、何人もの人がこちらを見ていた。


「誰だ?」


「あなた方を解放しに来ました。」


そう言うと歓声が上がった。

抱きしめ合う人や、涙を流す人も。

トワが牢に近づいて叫んだ。


「パパ、ママ!」


しかし、トワの呼びかけに誰も反応しない。


長いこと離ればなれだったから、自分の子がわからないのだろうか?


「リルイル夫妻はいらっしゃいますか?」


私がそう言うと、奥から二人の男女が出て来た。


「私達がリルイルだか。」


「この子はトワ=リルイル。貴方たちの娘です。」


「トワ?」


「貴女がトワなのね?大きくなったわね。」


サリは泣きながら牢の中から手を伸ばした。


「パパ、ママ!」


トワはサリの手を掴んだ。


私はアメル=ルジアから受け取った鍵で牢の施錠を外した。

中から次々と人が出て行き、階段を上がっていった。

他の人が居なくなるとようやくリルイル夫妻が出て来てトワを抱きしめた。


「トワ、無事でよかった!」


自然と涙を流しながら、しっかりと抱き合った。


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