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ひとりたび  作者: 雪路
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かぞく14


人々は目を見開いた。


「皇帝が望んで、僕に命を下した。

『生け捕りにしろ。庶民が絶望に満ちた顔をもっと見たいのだから。』ってね。まぁ僕はただ皇帝なだけあっていい金額くれるもんだから従ってたんだけどね。」


アメル=ルジアが人々を嘲笑った。


「君達、凄く弱いから仕事しやすかったよ。」


「それじゃあ、パパとママは生きてるの!?」


突然少女の声が響いた。

聞き覚えがある

確かにトワの声だ。


しかし、姿は見えなかった。


「トワ、どこに居ますか?」


私も声を上げた。

すると、トワは人々の足の間をすり抜けて階段を上がって来た。


「パパは生きてるの!?ねぇ!」


私は上がって来るトワを急いで抱えた。


「誰?君。」


「トワ。トワ=リルイル。」


「リルイル?…あぁ、もしかして君のお父さんの名前ってハディ=リルイルでお母さんの名前ってサリ=リルイルでしょ?」


「そうだよ。」


「あの二人だけはいつまでも前を見てたなぁ。まぁ、二人は生きてるよ。」


その言葉を聞いた瞬間、トワは涙を流した。


「パパとママが…生きてる。」


私はトワの頭を撫でながら聞いた。


「どうしますか、トワ。依頼の内容を変更致しますか?」


トワは必死に泣き止もうと頑張っていた。


「うん、お姉ちゃんお願い。パパとママを取り返して!」


「わかりました。その依頼、承りましょう。」


「なんなら僕も手伝うよ、ティアス。」


アメル=ルジアが階段を私の一段上に降りて来て言った。


「捕らわれた人を解放したいなら……








皇帝殺さなきゃ♪」


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