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ひとりたび  作者: 雪路
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かぞく3


トワの家は先程居た裏路地のひとつ手前の裏路地の、一番奥の突き当たりを左に入って階段を降りた地下にあった。


通りでなかなか見つからないわけだ。


中はさほど広くはないが、十分に生活はできるだろう。

テラスにでるとすぐ傍に河が流れていた。


「トワは素敵なところに住んでいるのですね。」


「うん、トワも気に入ってるの。綺麗な所でしょ。」


そう言ってトワもテラスに出てきて、暫く二人で河を眺めた。


さすがに夜は冷える。

少しして私とトワは部屋に戻って、ホットチョコレートを飲んだ。


「ところでトワ、依頼について詳しく聞きたいのですが。」


「…うん。」


犯人の名前はアメル=ルジア。


この地域(10km圏内)では有名な盗人で、なかなか見つけられない。

見つけたとしても、抹殺されてしまうがオチ。


アメル=ルジアは死体を隠す天才。

だからこそ更に足取りが掴みにくいのだろう。


そしてトワの父親もアメル=ルジアに反抗しようとして殺られた。


「ペンダントはね、本当は誕生日にママから貰うはずだったの。」


トワの母親はトワがちょうど5歳の誕生日、1日前にアメル=ルジアのアジトの前で殺害されたらしい。

その日から帰って来ないから、みんなのなかではそういうことになった。

何より当時、アメル=ルジアのアジトといわれていた家の前に靴が落ちていたのが証拠になった。


そして母親がつねにペンダントを身につけていたため、トワは受け取ることができなかった。


この家は元々住んでいた場所で、地主に頼んで貰ったらしい。

お金はレストランのお手伝いをして稼いでるんだとか。



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