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しごと6
私は力無くした彼を支えながら問うた。
「殺しをした割には、今の貴方はほとんど無抵抗でしたね。殺しの意欲が感じられない。つまり貴方は殺し屋ではありませんね。何故彼女を殺したのです?」
私がそう聞くとディスノイルはふっ、と笑った。
「実は俺さ…ハルフの彼氏だったんだよ。」
既に虫の息である彼の声を聞く。
「解りません。彼氏ならば、尚更のことです。」
「愛が深すぎたんだ。
結構、モテる子だったからさ…ハルフを失いたくないって思いが強すぎてな。
他の奴に捕られるくらいならって思ったら、いつの間にか殺してた。
本当はすぐに後を追うつもりだったのに、警察が運悪く駆けつけてなぁ…。
捕まっちまった。
釈放されたも後を追おうとしたけど…何故か追えなかった。
そうして訳わかんなくなって、放浪して…。
最終的にここに辿り着いたのさ。」
「ディスノイル…お前、そんな過去があったのか。」
「そんなことがあったとは…………。」
そこでようやく長とその息子が口を開いた。




