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PLAY129 溝と告白と衝撃の三重奏④

 鬼族は他種族を憎んでいる。


 多くの鬼族が他種族の邪な感情によって屠られてきたから。


 鬼族は自分の一族以外の人達を憎んでいる。


 鬼族がこうなってしまったきっかけ――この世界に存在する二つの書物のうちの一つ……、『滅亡録』に記載されてしまったせいで命を奪われることになったから。


 鬼族の角は魔祖と言う普通の人たちには持っていない自然界の力――『八大魔祖』の力があり、その力は魔法で、誰もが欲しい力。


 その力をエネルギーにしていた砂の国の暴国『バトラヴィア帝国』の兵器……『秘器(アーツ)』の動力源となっていたほど。


 そして邪な感情――金と言う欲に目が眩んでしまった人たちの懐になってしまうほど、鬼の角は人の目を狂わせ、鬼族の人格を狂わせてしまった。


 もしこんなことにならなければ、未来は変わっていたかもしれない。


 そんなの現実逃避だ。そんなことありえない。


 そう言われても仕方がないほど思ってしまう。


 本当にこんなことを現実で思ってしまうほど、この状況は最悪で、本気と言うもしゃもしゃを感じてしまった時、私は思った。


 リョクナさんやみんなは、本気でこの国に滅んでほしいと思っている。


 自分達の住む場所のことなんてどうでもいい。そんなこと考えるなんてしない。


 今は目の前のこと――この国の存亡に関して、(ぼう)を望むことに集中して、その最期を看取ろう。そう考えに至って、今口論になって、リョクナさんを筆頭にまた再開されようとしていた。


 これは――一種の爆弾。


 今まで抱えていた憎しみや悲しみと言った負の感情の蓄積。そして私達と言う存在の登場とオウヒさんから聞いた情報とオウヒさんから出た『協力しよう』発言で、その爆弾が一気に爆発を起こした。


 これは崩壊だ。


 常軌を逸している思考を私達に見せつけ、それを熱意として吐き出して爆発させ――崩壊したこの状況を創り上げてしまった。


 時間がない。猶予なんてない状況の中――この崩壊を止めることができるのか。


 アカハさんの願いを叶えることができるのか、できない方に思考が傾きそうになる中私は思った。


 ――この根強い感情は、そうそう変えることができないかもしれない。


 ――もしかしたら……。


 そんな負の感情。マイナスな思考が私の心を侵食していきながら……。



 □     □



「手を貸さないって……、それってまさか、このまま滅ぶのを見届けるってことですかっ?」

「そう言っておるだろうが馬鹿垂れ共っ! 一度で理解しろっ!」


 リョクナさんの言葉を聞いていた一人の若い鬼族の人……、その人が驚き、困惑が入り混じっている震えた声で呟くと、それを聞いたリョクナさんは怒りの眼で、唾をまき散らしながら怒声として吐き捨てた。


 本気の言葉と怒り。


 それを垣間見てしまったその人は驚きと共に口を閉ざしてしまう。


 あまりの気迫に委縮してしまったせいなのだろう。驚いた拍子に生唾を呑んで固まってしまった。


 驚きで固まってしまったその人を威嚇のように睨みつけているリョクナさんは血走った目をして荒い息を鼻呼吸でしているけど、落ち着くなんてことは無いだろう……。


 そんなリョクナさんの気迫を見て後ろで見ていた年配の鬼族の人たちは畳み掛けるように大きな声で「そうだ!」とか「助けなくていいだろうがっ!」とか、「滅んでいいんだ!」とか黒い言葉ともしゃもしゃを口から零して、違う……。吐き出していた。


 前に見たアクロマの感情の大津波とは違う。


 これは、粘液のようにねばついていて、足に着いてしまうとどろっとしたものが付着するような、嫌悪が入り混じっているような感じ。


 どろりとした生ぬるい感触……。それが足にきて、靴越しでもわかる嫌な感触に、私は顔を歪ませてしまう。


 みんなの足元にもそれが付着しているけど、これにはみんな気付いていない。私しか気づいていない……。というか、私しか感じとれない。


 どろどろと、ねとねととした黒い粘着質のそれはどんどん質量を増していき、嫌悪をさらに加速させて私達を飲みこもうとしている。


 憎しみを吐き出しているリョクナさんの感情の優勢を、憎しみが優勢になっていることを体現しているかのように……。


 ――あぁ、気持ち悪い……。


 ――喉に唾が通らない。


 ――筋肉が萎縮しているみたいで、体も変だ。


 ――空気が淀んでいるとつばを飲み込むこともできない。体が萎縮してしまう。床に足がついているのに浮かんでいるような、正座のし過ぎで痺れてしまったかのように覚束ない感覚。


 ――緊張じゃない。嫌悪だ。


 ――異常と言う名の嫌悪で埋め尽くされてしまったこの空間に、私は拒絶を表しているんだ。


 ――アカハさんの言う通り何とかしないといけない。


 ――でもそれをしたくないという本音(自分)がいて、どうすればいいのか困惑している本音(自分)もいて……。


 何もわからない。


 わからないけど、この件鬼耐えることができるのかと言う不安を抱きながら、私は生唾を飲み込む。


 変に少しだけ大きな動作をしてしまったけど、そんなこと小さなこと。些細な事と言わんばかりに話は続く。


 口論が継続……、ううん。激化していく。


「理解するとか云々の問題じゃないぞっ? 本当にそれでいいのか緑薙さんっ!」

「俺達のことを考えてそう言っているのか? ただ目先にある憎しみで頭おかしくなってるんじゃねぇだろうなっ!?」

「ちゃんとこの先のことをお考えですかっ!? この先この国が滅んで、その後はどうするのですかっ? 他国に亡命しようにもここは空の上っ! 空の上でどうやって亡命する気なのですかっ? 正気の沙汰じゃないです……!」

「緑薙さま考えてくださいっ! 一度冷静になってく下さい!」

「あんた達老いぼれ共はそれでいいのかっ? 自分達の住む場所を失ってしまえばどうなると思うっ? 子供たちも住む場所を失い、子供たちを危険に晒してしまうんだぞっ?」

「考えていることはそれだけなのかっ!? 視野どころか視界が悪くなっているんじゃないかっ!?」


 リョクナさんの言葉を聞いた若い世代の鬼族の人達が、正気に戻って反論を行う。


 多対一なら何とかなると言わんばかりに大勢でリョクナさんに向けて異議を唱えて、リョクナさんの後ろにいるリョクナさんと同じ派閥……ここでは『協力否定派』と言うことにしておくとして……、『協力否定派』に向けて反論すると……『協力否定派』の人たちは反対の勢力『協力賛成派』に向けて異議を申し立てた。

 

 今まで意見していた『協力賛成派』の鬼族達に向けて怒声を上げて……。


「視野が狭いどころか貴様らの思考こそが湧いているだろうがっ! 脳味噌のしわすらないほど考えられなくなったのかっ!?」

「これだから若い世代の輩は嫌いなんだっ! 考えていることがあまりにも噛み合わないっ! 鬼族の歴史を理解していないっ!」

「儂等鬼族はずっと他種族の邪な目を向けられ、金のなる木として利用された! 儂の姪っ子も角を折られてしまった! その後も利用されてしまったっ! あれは無残だった……! それでもそんなことを言えるのかっ!?」

「俺の(せがれ)も人間に殺されたっ! あろうことか『国のため』とか抜かして死体を持ち去ったっ! 最期を看取ることもできなかった……! あいつの死に際を看取ることがでなかった屈辱! 悲しみ! お前達にわかるかっ!? まだ若かったんだぞっ?! それでも『いい加減にしろ』と言えるのかっ?!」

「この屈辱、雪辱、絶望、悲しみを何度も抱えている儂等を嘲笑う様に幸せを表しに来る輩共! そんな輩の笑みを見ただけで虫唾が走るっ! ひどく軽蔑したい……! いいや軽蔑では済まされんっ! その頭を踏み潰して泥を啜らせたい……! 啜らせた後で押し倒して体中に包丁を突き刺してやるっ!」

「私はそんなものでは気がすみません……! 餓死させたい! 熱した鉄を目に押し付け、舌に押し付けて絶望を与え続けたいっ! それほどのことを娘にしたのです……! それをしない限り、私は許せなうぃいいいいいっっっ!」


 怒声は魂の叫び。


 その怒声を聞きながら、ドロドロと足元に纏わりつく黒いもしゃもしゃを感じながら私は『協力反対派』の鬼族の人たちを見る。


 怒りを露にしているその顔は直視できないほど歪んでいる。


 歪みながら怒りの声を、訴えを起こしている人たちの心の本音は、まさに地獄の一片。


 怒りを露にし、犬歯を剥き出しにした表情は人とは思わないほど恐怖そのもので、でもその目から流れる涙は悲しみを思わせる。


 怒っている。悲しい。


 明らかにいい感情ではない。


 負と言う感情が分かってしまうほどの表れ。


 ボロボロ流れる涙は畳を濡らしているのだろうけど、私視点で見ると黒いどろどろとした粘着性のもしゃもしゃに落ちて、そのうねりの溝に入りながら涙は定まっていない進路に向かって進み、そのまま黒いそれと同化して消えていく。


 自然消滅。


 じゃないけど……、まるで吸い取られてしまったかのようにそれは消えていく。


 ボロボロ零れる訴えの水。

 

 溝を作り、道を作って導いていくけど、結局同化してしまう黒い粘着性のもしゃもしゃ。


 それを見て私は、なぜ吸い取ってしまうんだ狼と思いながら見つめ、どうして同化してしまうんだろうと思いながら見ていたけれど、その考えが起きる前に『協力反対派』の話を聞いていたアカハさんがみんなの前に出て――


「落ちつけお前達――今はそんなことで言い争っている暇などないだろう? それをして何の得に」

「赫破貴様! お前も理解しているはずだぞっ!? 何を血迷ったっ! 何を躊躇っているっ!?」

「!」


 アカハさんは言う。みんなのことを止めるために前に出て声をかけたけど、その言葉を無視して……、ううん。逆に汲み取ってリョクナさんはアカハさんに向けて怒鳴りつけると、アカハさんもその気迫に気圧されてしまったのか、驚いたと同時に強張りを見せる。


 びくっと固まってしまったかのようにその動作をして、驚きの目でリョクナさんのことを見ている。


 きっと、アカハさん自身こんなにも乱心してしまったリョクナさんは初めて見たのかもしれない。


 鬼族の重鎮として一緒にいた期間はどのくらいなのかはわからない。


 でも同じ年だと思う見た目からして、きっとこんな顔を見せたことがないのだろう……。


 初めて見る豹変はアカハさんの気持ちを大きく乱していく。


 乱れていく感情が……、もしゃもしゃがそれを知らせてくれる。


 アカハさんのもしゃもしゃを飲み込むようにリョクナさんは畳み掛けていく。


 怒りで押し通すように、感情のままにその場を収めようという……ごり押しを。


「こんな時だからこその好機! 儂等のことを蹂躙してきた輩共が今まさに蹂躙されようとしている! 神と崇めているものに恐怖し、命を乞うという行為をしようとしているのだぞっ? ()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()を今まさに奴らがしようとしているっ! それを見ずに手を貸すなど考えられんっ!」

「…………っ! あの時と今では状況の質が違うだろう……。それくらい考えられんのかお前は……! お前やお前達もそうだ。その欲を満たすために見過ごすというのか? 見過ごしてそのあとどうするつもりだ? 考えて物事を言っているのかっ!?」

「ああ申している! 申しているからこそここまで言えるのだっ! なぁにその後は他国へ亡命することもできる! 奴らはこの国が大好きでしょうがないからできないが、儂等はそんな未練など微塵もないっ! 国に追われた身だからなっ? 国に殺されかけたんだ! わかっていた未来であろう?」

「ああそうだ。儂等は追われ、命からがら今まで生きてきた。だが今はそれをも覆す事態だ。国一つどころか何もかもが滅んでしまうんだぞ? それでもお前は協力を反対するのか?」

「何度も言わせるなっ! しないと言ったらしない! そのまま朽ち果ててしまえばいいんだっ! この国諸共! 儂等は逃げる故、勝手に死んでくれっ!」


 ゴリ押しと言う名の声戦。


 怒りで押し通そうとするリョクナさんと、冷静になって話をしてほしいと声をかけるアカハさん。


 優劣で言うと、リョクナさんの方が優勢に感じてしまう状況だけど、私はそれを見ながら、ふつふつとお腹の奥から熱い何かを感じた。


 どくどくと、マグマのように煮立っている何かを感じ、それが私の意思――感情に反応して温度が上がり、私の感情のボルテージを上げていく。

 

 そう。これは前にも感じた。


 前に感じたことがある。


 そうだ。これは……、砂の国で感じた。


 ナヴィちゃんを傷つけたアクロマへの感情――じゃない。それと比べると今回は遠い気がする。


 あぁ。そうだ。これはあの時……、Drに対して感じた感情だ。


 あの時感じた……、あの時と似た気持ちが、感情が湧き上がってくる。


 あの時感じた時の――怒りが。


 どくどく感じる熱と熱に呼応するように感覚を狭めていく心音。


 焦っているような、興奮しているような感覚と共に私の感情の温度をどんどん上げていく。


 みんなのことを横目で見ると、一目見てわかってしまった。


 シェーラちゃんも、アキにぃも、キョウヤさんも、虎次郎さんも、背後にいるヘルナイトさんも怒りを殺そうとしているけど、怒りが抑えられなくなっていることに。


 シェーラちゃんに至っては腱を引き抜こうとしているし、アキにぃに至っては拳銃を取り出す……まではいかないけど、拳を振るい上げそうな勢いで一歩前に足を出している。拳は出していないけど、しそうだ。


 そんな二人を止めているキョウヤさんも怒りで舌打ちしそう。


 虎次郎さんは冷静そのもの顔だけど、感情は正直に怒りを表して、血管が浮き出そうなほど握り閉めているそれでなんとか押さえつけているように見える。


 そしてヘルナイトさんは……。


 ただじっとその光景を見ている。


 冷静に、だけど怒りもある様な、その怒りを押さえつけて、この状況をどうしたら収めることができるのか模索している。


 頭の中でずっと思考を巡らせているような冷静さ。


 本心は全然冷静じゃないし、正常な思考なんて考えることは至難かもしれない。


 感情的になりそうなところをヘルナイトさんは抑えているように見えてしまう。押さえていないと冷静な判断ができない。だから意図して冷静になって見ている。


 そう……もしゃもしゃが教えてくれた。


 それを見て、同時に私は気付いてしまう。


 この空間の異常性を。


 この空間内に漂う異様などろどろとした怒りと憎しみのもしゃもしゃの()()を。

 

 それは、そのもしゃもしゃは今の今まで私の足に纏わりつくようなそれだった。蛸の足が絡んでしまったような感覚と、粘着性を持ったどろどろとしたもののせいで不快感しかない。


 不快感と同時にこの場所にいたくない気持ちと、詰まりそうになる息が支配していた空間が、今はすっかり変わってしまった。


 不快感が更なる不快感に。


 息がつまりそうな空間が更に苦しくなって、どろどろのもしゃもしゃが()()()()()()()()


 足だけに絡まっていたそれが、もう腰の位置に達していた。そう言った方がいいかもしれない。


 ドロドロとして、粘着性を帯びていた感情のもしゃもしゃは、私達のことを飲みこもうとしているかのように水かさを増していくその光景は恐怖そのもの。


 ドロドロとしているものが私達を飲みこんでいくのだ。恐怖以外の感情はない。


 ただ、ただ本当に恐怖しか感じられない。


 このどろどろの密度が大きくなった理由は……。


 私は視線をリョクナさん達に向ける。


 リョクナさんを筆頭にドロドロがどんどん出ている光景。そして『協力賛成派』のもしゃもしゃ、『協力賛成派』の人達、アカハさんや私達を呑み込もうとしているその光景は、異常で異質で……、狂気の他言葉にできない。


 一言で言うと……、押されている。


『協力反対派』の意見と威圧に気圧されていき、そのまま飲みこまれて意見を傾けようとしているそれは、現実でもある光景だ。


 よく言うごり押しで決めようとしている。


 ごり押しでなんとかしようとしている。


 と言う言葉で言うとわかりやすいかもしれない。


 言葉にすると簡単に聞こえてしまうけど、内情はそんなものでは済まされない。


 自分達が受けてきた屈辱や色んな苦悩。苦しみや悲しみがあって、その紆余曲折あって今に至っているのに、そんな自分達に対して助けを求めている時点で――舐めているという結果になってしまっている。


 舐めている。


 自分達の保身が第一。


 結局、過去は過去に流されてしまう。


 そんなことにはさせない。


 自分達が受けてきた苦しみやいろんなものを、そのまま受ければいい。


 精神的にねじ曲がってしまっている人の言い分かもしれない。でもそれをほとんどの鬼族が受けてしまっているのは事実で、変えるということは、難しい事。


 変えてみせる。


 そう意気込んでいた私も、この願いがどれだけ難しいのかをじかに思い知らされてしまった。


 こんなにもどろどろとしたものが纏わりつくのなら、錆のように、黴のようにこびり付いてしまった感情を変えることは……、もしかしたら……。




 無理、なのかもしれない………。




 絶望を感じてしまい、背筋を這う寒気と全身に噴き出る汗のせいで体の体温調節がバグってしまったらしく、汗を流しているのに寒い感覚が私を襲っている。


 思わず胸の位置で自分の手を握ってしまい、変に力んでしまう。


 そのくらい私は心がすり減っているのかもしれない。それを和らげるために自分に痛覚と言う名の刺激を与えて、何とか平静を保とうと、正常を保とうとしているのかもしれない……。


 こんな時に悲観的になってはいけないのだけど……それでもなってしまう現実。


 どうすれば……、どうすれば……。


 心臓の鼓動が早くなっていく。視界の端でキョウヤさんやシェーラちゃんが前に出ようと動こうとしている。


 すべての行動がスローモーションのようになり、声もなんだかこもっているような、別室にいる様な小さな声になっていく中……一つの声が鮮明に私の耳に入ってきた。




          「――いい加減にしてっっ!!」




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