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荒地に咲いた一輪の  作者: 井波
奇人の巣食う場所
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第18話 任務完了


「夕飯をご馳走するよ」

 なんて言うダウィの言葉。

 酒好き仲間だから飲み屋だろうと勝手に解釈して詳しく聞かなかったのはレオナが悪い。

 いや、確かに酒は出る店だった。

 だが出されたのはこの辺りで一般的な錫の酒器ではなく、上品な細い脚のグラスだった。

 酒は一通りなんでもある。だがその値段がわからないのがまた怖い。

 この個室には値段の書かれたものが一切無いのだ。


 そう、個室。

 ここは飲み屋なんて間違っても呼ぶ事ができない、かなり上等な部類に入る「レストラン」だ。

 

 クッションの効いた椅子の上で、レオナはピシリと固まったまま向かいの男を見つめていた。

 そこに居るのはダウィじゃない。

 彼はその隣で悪戯が成功したとばかりに笑っている。

「じゃあ、改めて紹介するよ。

 この子がイーカルから来たレオナ・ファル・テート」

 愛想笑いすら忘れた状態で反射的に頭を下げた。

 すると頭の上から低い声が降ってきた。

「この子とはなんだ。失礼が過ぎる」

 怒りの矛先はダウィだとわかっていても、思わずビクリと肩を竦めてしまう。荒げていないのに迫力のある声だ。

 しかしそんな言葉もさらりと聞き流して、ダウィは笑顔を浮かべたままレオナのほうを見た。

「それで、この人が辺境騎士団団長ゼア・クローヴィル」

 紹介を受けても笑み一つ浮かべず、男は色素の薄い唇を動かす。

「辺境騎士団団長二十九代目ゼア・クローヴィルです。どうぞゼアとお呼び下さい」

 実直そうな深い藍色の瞳がじっとこちらを見つめた。

「この度は、犯人確保へのご協力有難う御座いました。そして、捜査が後手に回った事をお詫び申し上げます」

 深く頭を下げたゼアが元の姿勢に戻る気配は無い。

「え、あの、もう大丈夫、ですのでっ! その、ええと――」

 助けを求めてダウィを見ると、彼もまた頭を下げていた。

 自分より年上の男が二人揃って謝罪の姿勢だ。それも片方は初対面。

 慣れぬ状況にレオナはなんとか頭を上げてくれるようと言葉を探すが、何も浮かんでこない。

 ようやく引き出せた言葉は結局「許す」という言葉ですらなかった。

「魔族が召還された時、助けてくれてありがとうございました!」

 レオナが頭を下げると、ようやく二人が顔をあげた。

 ダウィはいつもの笑顔でゼアを見やる。

「――ね。レオナっていい子でしょ?」


 会話が事件の話から次第に辺境騎士団の役割についてに代わり、テーブルにはスープが並んだ。

 その頃にはもう緊張もほぐれ、給仕のために会話が途切れてもその沈黙を気まずく感じる事は無かった。

 見た目の印象同様、このゼアという名の騎士団長は誠実で律儀な男らしい。しかしとっつきにくいというほどではなく、むしろ聞き上手だ。会話の主導権もすぐにレオナとダウィに譲り時折質問を挟む他は静かに二人の会話に聞き入っている。

 その彼が進んで口を開いたのはダウィがレオナの半生を語り始めた時だった。

 弟の代わりに軍に入り、戦場へ向かう馬車の中で後に義父となる将軍と出会った話。その人がレオナに最初に語った言葉を聞いて、ゼアはぴたりとスプーンを止めた。

 少し考える仕草をしてから、レオナに聞いた。

「人間が一度に相手できるのは一人だけ――そう仰ったんですか」

 手にしたスプーンに視線を落とし、小さくつぶやかれたのは悲しみをはらんだ声。

 首を傾げつつ頷くと、ダウィが代わりに答えてくれた。

「ゼアは若い頃にね、将軍と同じ戦場に立った事があるんだよ」

 レオナは目を瞬かせた。

 将軍がかつては大陸中を走り回っていた事は聞いていたが、まさか辺境騎士団長とも知り合いだったとは思わなかった。

 眉を寄せ、こちらを見つめるゼアはまだ五十代半ばだろうか。亡くなった時すでに六十を過ぎていた将軍よりだいぶ若い。

「レオナ殿のお義父上――ジアード殿は、辺境騎士団の協力者として討伐作戦に参加して下さっていた。駆け出しだった私はその時陽動部隊に組み込まれていたんだ。

 敵はまんまと陽動にのり、本隊が動いた後……役目を終えた私達は見ているだけではつまらぬと敵陣に斬り込んだ。

 能力がなければ辺境騎士団には入れない。だから個々においては敵と力量差があったのだ。ただ、数に負けた。混戦の中、私が後から刺されそうになった時――身を挺して救ってくれたのがジアード殿だった」

 何十年前の話だろう。

 当時の将軍の姿など知るわけも無いが、その話は納得できる。きっと彼ならそうすると確信できる。

 将軍だというのに、簡素な鎧を纏って一般兵の馬車に乗り込んできたり、被征服民たちと酒を酌み交わすような人だった。常に弱いものに寄り添おうとする人なのだ。おそらく目の前で危険な状態にある青年を見て体が勝手に動いたのだろう。

 かつて一度、彼に背中を預けた日を思い出し、懐かしさに目頭が熱くなった。

「結果から言えば討伐は成功した。本隊には殆ど死傷者がでなかった。

 だが、私の居た陽動部隊は半数が死んだ。命令を無視し、無茶をして突っ込んだせいだ。

 そして仲間達の死体の前で泣き崩れる私達に彼が言ったのがその言葉だった。

 ――『人間が一度に相手を出来んのは一人だけよ。周到な作戦が無いなら数の多い敵につっこもうとすんな』。……あの時の彼の声も、瞳も、私を庇って負傷した左腕の包帯の色も……今もはっきりと覚えている」

 苦いものを噛み締めたような顔で、ゼアはグラスをあおった。

 気を利かせたダウィが酒のお代わりを頼むため、給仕を呼ぶ。

「ゼアはさっきのと同じのでいい? レオナは甘いのの方がいいかな」

 二人が頷くのを見て、給仕に告げた

「さっきのと同じのを二杯と……ヴィガはある? じゃあ、それで」


「それに、ワインをひとつ。銘柄はまかせる。ただし赤でな」


 その言葉は部屋の入り口から聞こえてきた。

 はっとして顔を上げると、開け放した扉の向こうから紺色のローブを纏った女性が入ってくる所だった。

「イネスさん」

「邪魔するよ」

 そう言って彼女はレオナの隣に腰をおろした。

「今回の件ではあたしたちも礼を言わんといけないからね」

 酒の入ったグラスを置いて給仕が去ると、イネスは小声で変わった言葉をつぶやいた。


《――寄り添うものよ、我が言葉に従え。『結界』》


 イネスの声に呼応するように、燭台の火が揺れた。火が揺れると、影も揺れる。

 影がふわりとふくらみ、レオナの頬を撫でた。

 その時のぞわりという感覚は、公爵家の門をくぐった時の感覚と似ている。

 何が起きたのかと聞くと、内部の音を遮断し、外からは聞こえなくする結界をはったのだと言う。

 おなじ結界と呼ばれるものではあるが、公爵家に張っていた結界とはまた違う種類のものらしい。

 理解が及ばず首を傾げたままのレオナにイネスは「魔術ってのはなかなか説明が難しくてね。そんなものだと思っておくれよ」と笑う。

 そして一度椅子を引くと、レオナの方へ体を向けて座りなおした。

 先程までとは違う、真面目な顔をして頭を下げる。

「【萌花の欠片】を封印し、移送に関わっていたのはあたしとあたしの部下さ。

 ――レオナ・ファル・テート。あの欠片を取り戻してくれてありがとう。魔術師連盟ウォーゼル支部支部長として、礼を言うよ」

「へ? 支部長……?」

「おや、言ってなかったかい」

 レオナはぶんぶんと首を縦にふった。

 そして目の前の赤毛の魔術師をまじまじと見つめる。柔らかそうな肌に薔薇色の頬。猫のような眦の上がった目も愛嬌があって可愛らしい。後数年もすれば妖艶な美女になるだろうと予感させる顔立ちだ。

「随分……お若いんですね」

「まあ、賢者連中よりは若いけどね。この間百三十歳を越えたところさ」

「――は?」

 冗談かと思いきや、誰もつっこまない。

「本当に……?」

「そうさ。魔力持ちはそうでない人間と年の取り方が違うから、見た目と年齢がなかなか一致しないんだ」

「もしかして、魔術師連盟に居たのが若い人ばかりなのも?」

「ああ。見た目だけは若い奴が多いね。実年齢はそうでもない。ウチの支部で働いているのは下が十五、上が……百五十歳ってとこだ」

 言葉を失うレオナを見て、ダウィが笑った。

 魔術師の少ない国から来た人は一度はこの勘違いに陥るのだそうだ。ヨシュア人だというゼアも昔驚いて腰を抜かしたと話した。


「そういえば、イネスさんに――魔術師連盟の支部長にイーカル国王からの手紙を渡すとか言ってなかったっけ?」

 一頻り笑った後、ダウィがそんな事を言い出した。

「あ、そうだ!

 でも今日はお会いできるとは思ってなかったから持ってきてなくて……イネスさん。明日とか、少しで良いので時間をいただけますか?」

「うん? まあ明日は支部に居るだろうけどね。でもわざわざ持ってくるなんて面倒だろう?

 その手紙ってのは泊まってる宿にあるのかい? それなら食事が終わったらあんたの宿までついていくさ」

「い、いいんですか?」

「夜の散歩は日課だからちょうどいい」

 イネスは笑って答えた。

 その笑顔はやはりレオナとそう年が変わらないように見えた。



 * * *



 食事を終えればそこで解散かと思いきや、ダウィとゼアがホテルまで送ると言い出した。この街には街灯もあるのでレオナ一人なら問題ないと断る所だが、手紙を受け取りに来るイネスもいるのだから固辞も出来ない。

 それに、イーカル国王からの手紙には辺境騎士団長宛てのものもあるのだ。まみえる機会が無ければダウィに託そうと思っていたものだが、一緒に来てくれるならゼアにも直接渡す事ができる。それならそれで都合が良かった。


 暑い盛りとはいえ、夜になれば気温も過ごしやすい程度になり、過ぎる風が酒の入った体に心地良い。

 街灯に点った魔術の光を眺めながら歩いていると、先を歩くダウィがふと思い立ったように呟いた。

「レオナの今回の役割は、ウォーゼル国王と辺境騎士団長と魔術師連盟にイーカル国王からの手紙を渡す事だったよね」

「うん」

「それで全員に恩を売ってきちゃうんだから、レオナの運って凄いね」

 そう言われてみれば、今回の事件では「国王」の持ち物である【萌花の欠片】が「魔術師連盟」の警備中に盗まれ、その捜査をする「辺境騎士団」に犯人を引き渡した。

 レオナ自身は落し物を届けて身に降りかかる火の粉を払っただけだが、結果として全てに恩を売ったことになるのかもしれない。

 面白い事もあるものだと言うと、イネスがにやりと笑った。

「そりゃあ、月の女神の恩寵を受けた子だからね。

 最初に話した魔術師が私だってだけで相当な強運の持ち主だよ」

「イネスさんが最初? それは凄い」

「え、ええと……?」

「ジンクスみたいなもんさ。

 運と魔力は切っても切れない関係にあるからね。昔っから、生まれて最初に出会う魔術師の格が高ければ高いほど幸運な人生を送るって言われてるんだ。

 その格ってのは、魔術師連盟の中じゃ順位で表される。順位が上の奴の方が格が高い。だが順位が高い魔術師ってのは殆どが魔術師連盟の本部に引き篭もってたり、どこぞの王家に雇われてたりしてな。普通の人生送ってりゃ、百位以上の魔術師なんて話す機会すら無いもんなのさ。

 ――で、まあ、自慢じゃないが、あたしは今七位だ。だからあんたが最初に話した魔術師があたしだってなら、あんたは強運の持ち主って事になるのさ」



 * * *



 ホテルのロビーでゼアとイネスのそれぞれに国王からの書簡を渡した。

 辺境騎士団長であるゼアに渡したのは辺境騎士団への加盟を申し出るものだ。加盟に至るか否かは現加盟国の投票で決まるらしく、ゼアの権限では受け付ける事はできるが加盟を保障する事はできないと言われた。だが、それで十分だ。その先の根回しなどはレオナでなくファズの仕事なのだから。

 魔術師連盟支部長へ宛てたものの中身は、何かの依頼だと聞いている。イネスは受け取ると即座に封を切り、ざっと目で文字を追った。

「こいつはあたしだけじゃ判断できないね。このまま本部に送るよ」

 そういってまた箱に戻す。

「評議会から返事が行くと思うが、イーカルは鎖国中だってね。勝手に国境を越えたって構わないんだが――」

 イネスがちろりと目を上げると、ゼアが無言で彼女を睨みつけていた。

「この男が何かと煩くってね」

「ヨシュア王国には国境を開いていると聞きます。そちらからお願いします」

「じゃあそれだ。まあ評議会は大陸の東の外れだからね。返事は気長に待っとくれ」

 


「じゃあ、あたしは帰ろうかね」

 イネスは書簡のはいった箱を懐にしまい、扉の方へ歩き出した。

 慌ててその背中に声を掛ける。

「イネスさん、今日はありがとうございました!」

「こちらこそ楽しかったよ。また今度な」

 ひらひらと手を振り、さっさと出て行ってしまう。

 夜道を女性一人で歩かせる訳にもいかないと、ゼアとダウィも立ち上がった。

「ゼアさん。ええと――ここまで送って下さってありがとうございます」

「姫君をお守りするのは騎士の役目。どうぞお気になさらず」

「ダウィも、ありがとうな」

「うん。また明日」



 * * *



 鼻歌を歌いながら夜道を行くイネスの後を騎士の二人がついていく。

「随分ご機嫌ですね」

 ゼアが言うと、イネスは満面の笑みで振り返った。

「あの子が気に入ったからね。それにこっちの依頼も悪くない」

「イーカル国王からの書簡ですか」

「ああ。でも中身はまだ内緒だよ。

 そっちは辺境騎士団への加盟申請だってね。実際の所会議の結果次第なんだろうけど、あんた達はイーカル王国が加盟できると思うかい?」

「……十四ヵ国中十ヶ国が賛成すれば加盟できます」

「個人的な意見を聞いてるってのに、相変わらずゼアは模範解答だねえ。ダウィはどう考えてる?」

「俺も模範解答で良い?」

 明確な答えを示さない二人を見てイネスは肩を竦めた。


《寄り添うものよ、我が言葉に従え――『結界』》


 街灯の光の届かない所でゾワリと空気が動く。

 先程レストランの個室で使ったのと同じ、防音の結界だ。

「これで周囲には聞こえないよ。さあ、聞かせておくれ」

 もう逃げられないぞというイネスの挑むような視線を受けて、ダウィが諦めたように口を開いた。

「――あくまで個人的見解で、言葉の責任は取れないからね」

 イネスばかりでなく、ゼアも興味深げな顔をした。

「まず、確実に賛成票を入れるのはヨシュア王国」

 ゼアが頷く。

「王妃の母国ですね」

「ウォーゼル王国は……サザニア帝国との関係が微妙だけど、賛成はすると思う」

「国宝を彼女が奪い返したからとでも? そんなに甘いものですか」

「いや。今回の事件にサザニア帝国が関与している証拠でも出てくるか、奪われたのが【萌花】本体であれば確実だったんだけど――それはおいても、イーカルとの国交正常化へ向けて貸しをつくっておきたいところじゃないかな。そういう意味でちょうど良い手土産だ」

「これで二票……後八票は厳しいか」

「アスリア=ソメイク国は賛成票をいれるよ。ソメイク家がごり押しするから」

「しかし、大陸中央部の国と沿岸国――国境を接しない二国に国交は無いはず。何故そこでソメイク家が出てくるかわかりません」

「当主のエル・ソメイクがイーカルに肩入れしてるんだ」

「あのはねっかえりが?」

「イーカルの王兄といつの間にか『マブダチ』なんていうのになってたよ。

 王兄の離宮は恐ろしい事になってる」

 ダウィは思い出し笑いをするようにくすくすと笑った。

「彼の君の庭園はエルの贈った大陸東岸部の花が咲き乱れていて、王兄はそこでいつもアスリアの青花茶を飲んでいるよ。

 彼は『秘密の花園』なんて呼んでいたけど、あれはさながら小さなソメイク王宮だね」

「……取り持ったのはあなたか」

「うちの駄犬が王兄と幼馴染なんだ。アレが珍しく我侭を言うから、俺がメッセンジャーを引き受けてやっただけ」

「アスリア=ソメイク国が動けば、追従する国はいくらか出るでしょうな」

 ゼアは周辺の小国の名を上げながら指を折って数えた。

「――それでもあと二票くらいは確実にしておきたい所」

「ゼアが挙げた中にガニメデが入って無かったよね」

「獣使いの国ですか? 妖精以上に気まぐれなあの国はいつもの通り棄権でしょう」

「うちのもう一頭の犬が国王にあれこれ吹き込んだらしいよ」

「傍観者になると宣言した割に、あなたの影があちらこちらに見えますね」

「彼らの実力と人望だよ。

 イーカルには有能な外交官もいるから、交渉次第でローラクあたりも賛成する気がしてる。なんとか加盟に必要な十票は集まるんじゃないかな」

「ならばこちらも受け入れる支度をしておかねばならないか」

「まず必要なのはイーカル語を話せる人材の育成?」

「レオナ嬢がうちに来ればいいのに」

「無理だって。彼女は国王の左腕だから」

「彼女を誘ってもジアード殿と同じ台詞で断られそうだな」

「なんのかんの言って似てるからね。あの二人」


 二人の会話を黙って聞いていたイネスはにやりと笑う。

「イーカルの評価はなんとなくわかったよ」

「イーカル国王からの依頼を受ける事にした?」

「それを決めるのは評議会さ」

「イネスさんも評議会のメンバーでしょう?」

「……まあ『恩を売るのも悪くない』って一筆書いておくつもりだよ。あの子の為にね」



第2章 「奇人の巣食う場所へ」 終

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