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青い春の夢  作者: 春日 彩鶴
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プロローグ

処女作です。

拙い文章ではありますが暇つぶしにでも読んでいただければと思います!


作者は現役学生なので、今のうちにしか書けないリアルな学生の心情、青春の甘酸っぱさなどをみずみずしく皆様に文章でお伝えしたいと思っています!


というか、実際体験談入ってますけどね。

すこーしだけ。笑

もう嫌だった。

なにもかも。



終わらせたかった。

でも何を?



わからない、わからない…。











最近、そんな事ばかりをTwitterに呟いてる気がする。一ヶ月前に鍵のついたアカウントを作ってネガティブなことを呟くのが日課のようになっていた。


現在フォロワー0人、フォローも0人。当然である。誰にもみられない安全地帯を作るためにわざわざ鍵のつけ方をネットで調べ、アカウントをもう一つ作ったのだ。

そんな掃き溜めのようなアカウントには、病みツイートが53ある。

もともとは一つのアカウントでやりくりしていたものの、友達に見られる度に誰のことか聞かれたり、被害妄想が激しい子からは嫌われているかのような態度を取られたりと、いいことはそんなになかった。むしろ悪いほうに行っている気がするし、周りからかまってちゃんと思われるのも癪に障るので現在の形に落ち着いたのだった。


しかしそんなものを作ったところで何の解決にもならなかった。心の闇はだんだんと広がっていくばかり。

せっかく作った掃き溜めアカウントは彼女の役に立っていないようだ。






「はぁ…」






画面を見つめたまま、ため息をつく。


そのままスマホの画面をスクロールして最初に作ったアカウントへ移動する。


‘‘久保くぼ 琴乃ことの



鍵のついたアカウントでは考えられないほど、タイムラインは賑わっている。

クラスメイトのツイートや大好きなディズニー、最近はまったバンド、憧れのモデルなどの情報でタイムラインは埋まっていた。大雨が降った日の川の如く、流れが早すぎる。全部読もうものなら明日になってしまうだろう。


琴乃は自分のプロフィール画面へ行って、過去のツイートを見返した。

さっきと打って変わってテンションの高いツイートばかり。時にはクラスメイトへ返信していたり、リツイートして日々を満喫しているように見えた。





なぜこうなったのだろう?





わからないのだ。私が何をしたというのだろう。

その疑問ばかりがここ最近の彼女の睡眠を妨げている。スマホの画面上部に表示される時計を見ると、もう深夜2時。あれやこれやしているうちにもう‘‘明日”になってしまったのだ。



寝よう。今日も学校だ。

アラームを設定して画面を消す。

画面の光の余韻か、部屋はだんだん暗くなる。琴乃はもう一度ボタンを押してロック画面を見た。ピースサインの手が二つ。女の細く小さな手と男のしっかりした大きな手が写っていた。

ああ、明日も頑張れるだろうか。


琴乃は目を細める。

夜という空間への未練を断ち切るように、素早く画面を消し、布団へ潜り込んだ。


3月上旬の夜はまだ寒い。

恐らく8月の本当に暑い時期にならないと片付けないであろう電気毛布が琴乃の体を温める。

目をぎゅっと固く瞑り、人工的に作られた温もりに溺れていく。

今は冷たいつま先も、あと4時間後、起きる頃になればベッドから離れるのが名残惜しいと感じるほど温まっているはずだ。


もう一度、今度は布団を目の下まで被り、胎内の赤ちゃんのように丸まって目を瞑った。



微かな寝息だけが暗い部屋に規則正しく並ぶ。


それは、今にも消えてしまうとさえ思えるような小さく儚い灯火のようなものだった。

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