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3

主人公は中学時代のある日、飛行機事故で両親をなくしてしまう。


わりと高齢だった両親は、幼い主人公のために保険類に加入しており、飛行機会社などからの金も含め、多額の保険金が支払われる。


形見の懐中電灯時計と保険金を持って親戚宅に養子に入った主人公。


親戚宅のローン返済と自分の学費、養育費には金を使ってもらったものの、両親の存在の証でもある保険金を減らしたくなかった主人公は、新聞配達のアルバイトを始め、生前の貯金をネット投資などでチマチマ増やしながら小遣いを捻出していた。



しかし、義妹(小学生)が主人公のいない隙に彼のネットを弄くりまわし、悪用。


主人公の個人情報やアカウントが晒された挙げ句、義妹が勝手に加入したネットゲームやネットアバターの重課金、ネットショッピングでの爆買いにより、

主人公の貯金を使い込まれてしまう。


個人情報バレはもちろん、貯金は両親が主人公の進学のために少しずつ貯めていた思い出の金でもあったため、主人公は激昂。義理の両親ともども義妹を散々なじるが、幼い義妹は理由を理解できず逆ギレ。

『お兄ちゃんのせいで怒られた』と、腹いせに遺品の懐中時計を壊してしまう。




事情を知った他人に心の傷をえぐられ、生前の両親が働いて貯めた金を使い込まれ、形見を壊された主人公。


マジギレして義妹を全力で殴ってしまう。



親戚一家は大パニック。

おとなしい養子が、実子である幼女に暴力を振るった事。

娘のとんでもない額の使い込み。

主人公の個人情報バレ(多額の保険金、幼児への暴力)によるヤジウマ、悪戯や強盗、誹謗中傷(ひぼうちゅうしょう)

盗難騒動に見舞われる事に。


……………………………………

義妹は命に別状ないものの、大怪我を負い長期的な美容整形が必須な顔になり。

ついでに殴られたトラウマからパニック発作や幼児帰りを併発。


主人公の貯金は0どころか借金によるマイナス利息。

義妹の治療費やらなにやらも主人公が支払ったため保険金は残り3割程度になってしまっていた。……………………………………

義妹に非があるものの、幼い女の子の顔に深い傷を負わせた事、後遺症になりそうなトラウマを与えた事から親戚は主人公と離れて暮らすことを懇願。


主人公は親戚宅を離れ、遠方の地で独り暮らしを始める。

==================

主人公


義妹の騒動以降、共有恐怖症になる。


ものを共有するのが大嫌い。携帯番号、ラインは(自称)未登録、アカウントも秘密、ネトゲの共闘も嫌。マンガの貸し借りも嫌。

体操服も教科書もノートも消しゴムもシャー芯も嫌。


『●●貸して?』

→『絶対やだ』


もちろん学校ではボッチ。他人を信頼するのが怖い。


バイトも捨てアドや捨て携帯を使用。写真嫌い。子供嫌い、妹キャラ大嫌い。あまりに嫌いすぎてホモ疑惑が立つくらい嫌い。



個人情報流出(多額の保険金、名前、顔、義妹への暴力)から、前住んでた場所も今住んでる場所も秘密。変装目的で、ふわくるヘアに縁メガネ。中二カラコン、おしゃれヘアピン、大量のピアスを装着。



懐中時計のパーツを樹脂で寄せたチープなネックレスをこっそり着用

………………………………………

ゲーム購入理由

両親の残した金を、これ以上誰にも盗られたくない。

誰にも触らせない形にしたかったから。

……………………………………

ゲームの欠落

非暴力主義だから、と豪腕キャラの【腕】を欠落させてみた。


無自覚だが、義妹を殴ってしまった事にひどく傷ついており、そのトラウマから【腕】を選んでいたりする。


元々は一人息子だったため、兄弟姉妹への憧れがあり、義妹にも甘い『優しいお兄ちゃん』だった。

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