魔法小路の本屋さん
魔法使いや、妖怪が店をだしている、魔法小路。
そんな魔法小路の6番地の本屋のお話。
「あなたの願いを叶えます。」
と書かれた看板のかかった本屋がある。
けれど人にはわからない。誰のための本屋かって?本当に悩んでいる人だけが入れる。なのに本はタダで売ってる。でも、売っているのはただの本じゃない。
願いを叶える本なんだ。ほら、お客さんがやってくる。
「いらしゃいませ。願掛け書店へようこそ。」1人しかいない店員がお客さんを迎えた。「願掛け書店?」と人間の女の子は聞き返した。「はい。あなたの願いを叶える本屋です。私は、この店の店長、雪野 忍です。」忍はすらっとした身長の高い、白い肌の女の人だ。髪が長くて、本当は雪女なんだ。女の子は「忍?可愛い名前だね。」と言った。「ありがとうございます。それでは、あなたの願いを聞きますね。」と忍は聞いた。そして、女の子の手を握った。女の子は驚いていたが、「忍さんの手、冷たいね。」とだけ言った。忍は立ち上がると、「あなたのこころの願いを聞きました。」と言って店の奥へと入っていった。5分ほどすると忍は一冊の本を持ってきた。忍は手を握ると心を読めるんだ。
忍は持ってきた、『星空とお月さま』という絵本を女の子に渡した。女の子は「ありがとう!」と言って走って本屋を出て行った。日が沈みかけていた。
「本日は、営業終了です。」その声は限りなく冷たかった。
1番悩んでいるのは、忍かもしれない。
こんにちは!
現役小学生小説家(自称)の満月です。
今回、初めて短編を書きました。
他の作品も読んでください!お願いします。




