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18/100 玉石

 正直に言うと私のモチベーションはかなり下がっていた。なぜ隣にこの人物がいるのか理解できず、許容もできなかった。

 私の死は確定しているが相手の死は確定していない。そんな理不尽があっていいのかとイラつきを感じた。しかも相手は自分が世界で一番不幸だという雰囲気で話している。

 相手はまだやれることがいくらでも残っているように感じる。ほとんど会話が無くなって相手が喋りかけて来ることだけを参考に考えてみても例えば病院にもまだ通いきれていないように思えるし、そもそも死なないこともあるかもしれない。私の中で黒い感情がどんどんと湧き上がってくる。

 私の恐怖と相手の恐怖はとは種類が全く違う。

 しかし歯痒い事にそれを上手く説明する術がなかった。今までは相手を気遣っていたが相手を巻くように気遣いませずにひたすら歩いていた。

 それでも健気に相手はついてくる。人は結局は人との繋がりを求めているのだろうか。

 しかし私が欲しいのはそんな繋がりではなかった。

 そんな嫌な空気が流れている中急に相手がうずくまった、顔面蒼白で呼吸も荒かった。

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