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13/100  コミュニティー

 送られてきたURLをしばらく眺めていた。HPに入ることに思いのほか勇気がいるようだった。結局はいっのは恋人と別れてかなり経った後だった。

「よし」

 ひとり気合を入れると送られてきたURLを入力した。

『あなたはあと何日生けれます?』

 黒地に黄色の文字で書かれたその言葉に少し呆気にとられた。しばらくするとその文字は消えてパスワードを入れる画面になった。パスワードをいれるとサイトに入れることが出来た。シンプルで今時なHPで一流企業のサイトと言われても驚かないようなクオリティーだった。

 サイト内も充実しており掲示板からニュースまで様々な情報が入っていた。そのなかに希望者は自分の名前や寿命など個人情報が入っているものもあった。その中には恋人の名前も入っていた。私にはまだまだ知らない世界があった。

 サイトを見ている中で興味深い内容のものがあった、『仕事・ご融資』中を見ると求人と無担保無利子返済義務なしの融資の話しが入っていた。一言でいうと怪しすぎる話だった。私は恋人に連絡をした。

「もしもし」

「どうしたの何かあった?」

「教えてもらったサイトなんだけどさあれ本当に大丈夫?」

「融資とか仕事の斡旋の話」

「そう」

 やはり気になるところは皆同じなのだろうか、すぐに本題に入れた。

「大丈夫だよ。死んだ後お金は使い道ないし、仕事も人の為にみたいな思考になるみたいでお金は有り余っているみたい」

「そうなんだ」

「いくら豪遊してもやっぱり満たされないんだって」

 身に覚えがありすぎる話だった。私は感謝を伝えて電話を切ると再びサイトを見始めた。その中で中に気になる項目が目に入った『人助け』今までやろうとも思っていなかった事だが気になって見てみると中には苦しみが溢れていた。その瞬間私がやるべき事が決まった気がした。

 『このサイトから全ての悩みを消していきたい。』

 どうやら悩みは残りの寿命順に並んでいるらしい。一番上の悩みは『寿命まで残り32時間』となっていた。

 気がついたら一日中ネットサーフィンをしていた。私は慌ててその悩みの主にアポイントを取ることにした。


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