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11/100 恋人

  朝起きると兄の姿はなく代わりにスマホにメッセージが溜まっていた。パートナーからの連絡だった。

 ここ数日はこまめに返していたのに昨日は兄との話が盛り上がってしまい、全く返せていなかったからだろう。

 そういえばこういうところが苦手だったのだと思い出したが、今の私にとってはむしろ好ましいリアクションの様に感じた。私は気がつくとパートナーに電話をかけていた。

「どうしたの?」

 ワンコールでパートナーは電話に出た。

「昨日、連絡できなかったから」

「え、うん。大丈夫だけど。」

「何か雑音がするけど今大丈夫?」

「え、大丈夫だよ。」

 何か雑音が大きくなって今度はしなくなった。私からの電話を優先してくれたのだろうか。

「ちょっと明日空いてたりする?」

「え?なんで?」

「久々に会おうと思って。」

 兄の影響だろうか誰かに会いたいという欲望が高まっていた。

「いいけど。なんの話?」

「最近会えてなかったからちょっとね。」

「うん。わかった……」

「いつもの場所でいい」

「いいよ。いつも通り20時でいい?」

「ああ、もう仕事も辞めたから」

「え?」

「まぁ、いろいろあってね。明日話すよ。」

「わかった」

 私の中で何かが変わってきている事を感じてきた。それが昨日は久々に良く寝れたことなのかそれともほかの何か七日まではわからなかった。

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