ハッピーエンドを求める!!
ハッピーエンドを求める!!
私はハッピーエンドが好きだ。
なのに、なぜか、悲しいお話ばかりを読んでしまうという宿命を背負っている…。
遠藤周作が大好きだ…。
よく本を読む。よく買う。よく借りる。
人生で危機を感じるほど落ち込んだ読書経験がある。
カズオ・イシグロを読んでしまった時だ。
ショックすぎて、食べ物どころかお水も飲めなくなった。
同じく、柳美里…。
こちらも、お水さえも飲めなくなった…。
作家が悪いのではない。
ショックに弱い私が、「怖いよ!」と分かっているのに手に取ったことが悪い。
「え、どうなっちゃうの!?」
と、ページをめくり続けた私が悪い…。
「え…どうなっちゃうの…。」
と思わせ、読ませてしまう作家の実力が憎い…。
やはり、プロだ。
プロには、引力がある。
近づいてはいけないのに、近づかざるをえない。
一行読んだら、引き込まれる。
主人公から目が離せなくなる。
ハッピーエンドを求めているはずなのに…。
今、ハッピーエンドを願ってやまない漫画がある。
『ちいかわ』だ…(泣)
大体が可愛いし、癒されるのだが、たまに不穏な回がある、気がする。
つい先日、漫画の6巻が発売された。
もちろん買ったが、すでに7巻を買うのが怖いという心境だ。
『ちいかわ』の世界は、ただのほのぼのファンタジーではない。
弱肉強食、時として戦わなければならなかったり、理不尽なことも起こったりする。
だからこそ、心から応援したくなる。
今後の 『ちいかわ』の平和を全力で祈る。
他にも、ハッピーエンドでいてほしい漫画はたくさんある。
例えば、『ビースターズ』。
動物が、人間のように二足歩行で歩く、そして、肉食動物と草食動物の間に実は壁がある世界。
主人公が不器用で正直で一生懸命で、好感が持てる。
少しグロい?怖い?ので、漫画を読んだり、アニメを見たり、少しずつ進んでいる。
まだ全然最終話までたどり着いていない。
主人公、幸せになってほしい。
年末年始はたくさん本、漫画が読みたい。
欲を言うなら、『鋼の錬金術師』くらい美しい伏線回収で、綺麗に終わるものがいい。
※仕事で必要になり、しかも私も読みたかったため、全巻大人買いしたのがうちにある。
『鋼の錬金術師』はバトルシーンがいっぱいで、そこは読むのがつらかった。お話はものすごく面白かった。
年末年始は、バトルのない世界観のものを読みたい。
ハッピーなものを今からストックしておきたい…!