表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
  作者: 佐樂みこと
9/11

8.やるべきこと

––––そして話は冒頭へと戻る。


「ちょっと、スカート短くない……? やっぱり、あんまり似合わない、かも……」


想像していた以上に恥ずかしくて、思わず裾を引っ張る。

太股のあたりがスースーして落ち着かない。

「そんなことないって!」「大丈夫だよー」

と囃されて更に顔が熱くなる。


「みんな! 三時! 仕事についてー!」


受付を担当している子が廊下から声を掛ける。


「おっしゃ! がんばろー!」

「やってやろーじゃん!」

「竹下は今度こそクッキー焦がすなよ!」

「うるせー」


笑顔のクラスメート達が散り散りに持ち場へと戻っていく。

ここまできたらやるしかない。


そうだ。

出来ることをやるしかない。

きっと私の選択は間違っていない。

一生懸命やれば……この人たちとなら、なんとかなる。

なんとかできる。


「夕梨ちゃん」


ぽん、と急に肩に人の手が触れ、「ひゃっ」と思わず声を上げた。

下の名前でなんて呼ばれたことがなかったので、一間おいて更に驚いた。


「頑張ろうね。夕梨ちゃんならできるよ」


高い位置のポニーテールを鮮やかに揺らして、その少女––––もう一人のメイド––––は、親指を立てる。


夕梨は微かにこくん、と首を縦に振る。


それを見届けると彼女は入り口へと駆け寄り、教室になだれ込んでくる客を見事にさばいていく。

確か女子バスケ部のエースだったはずだ。


あんな風になりたいなぁ。

人気があって、明るくて、頼りがいがある。


「よしっ」


ひとり小さく掛け声を掛けて、彼女に続いた。


やりたい、なりたい、があるなら、努力しなくてどうする。

佐田––––––––きっと私も、箱庭から出てみせる。

ここまで読んでいただきありがとうございました!!

今回短めです。すみません……

少しでも気に入って貰えたら幸いです♫

ブックマークや評価などいただけたらとても喜びます。続きもよろしくお願いします!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ