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ここは何処だ?私は誰だ?……………いえ、記憶喪失では御座いません。私はリリコです。

うん、好きに書くことにしました。文脈とか、文法は、無視で。読みづらいと思いますがすみません。

最初リリコの意識は、緩やかに流れる水の中で微睡んで居たのだが、ゆっくりと覚醒していた。


途中で誰かに持ち上げられたのは、分かったのだが、目蓋がどうしても上がらず目をつぶったままでいると、どこかに下ろされたのは背中に当たる地面の感触で分かった。


そろそろ目蓋が上がりそうになった瞬間、リリコの頬っぺたを引っ張る何者かが、近くに居ることに

気付いた。

多分さっき持ち上げてくれた人だと思うのだが、その人はずっとリリコの頬っぺたを引っ張っていて流石に苦しくなって来た。



「止めれっ!?それ以上は伸びないんだよっ!」



リリコが堪らず目を開けて叫ぶと、見たこともない格好をした長身の男が、呆然とした顔で見詰めて来る。

余り長く見詰めて来るので、段々不安になって来たリリコは、視線を男以外の方向に向けて辺りの確認をすることにした。


上半身を起こし、キョロキョロと辺りを見回すが、記憶に該当する景色は一切無いみたいで、どうやら知らない場所に居る様だ。

曖昧な記憶に半ば苛立ちを感じていると、リリコの足下に見知った物が転がっていた。一升瓶だ。


その一升瓶を見ていたら、思い出して来た……。あの最低男の事を……。そして自分は雷に打たれて、死んだんじゃ無かっただろうか?

リリコは、自分の身体を触って確認してみる。

特に痛い場所は無いが、仕事用のパンツスーツが焼け焦げていて、ボロボロである。


肩や太ももやお腹などが、露出していまっていて、かなり恥ずかしい状況である。

リリコが自分の身体を抱きしめ、プルプルと震えていると、近くにいた男が突然上着を脱ぎ出した。

変態?痴漢?ストリーキング?とリリコが混乱していると、男は脱いだ上着をリリコに被せて来た。


「あっ…着せるために脱いだの…ね?」


「*¥$∀×★♂℃#%☆◎◆□θ…?」


リリコの耳に、謎の言葉が飛び込んで来る。うっ…何て言ってるのか、サッパリ分からない。

質問系だと言うことは、微かに分かるが…。


「うう…ノースピークイングリッシュ……?」


うぎゃっ…咄嗟にそれぐらいしか、出てこない。でも、英語ですら、無さそうな…?


「………#∀◆*、☆%×ζ□@¶¥………」


うん。通じて無い!ジェスチャーはどうだろうか?

リリコは、地面に片方の指を向けて、もう片方の手で、自分を指差して、首を傾げた。(ここは何処?私は誰?)

って、違~う!!私はリリコ…記憶はちゃんとあるわっ!


リリコが一人漫才を、繰り広げている間に男は、言葉が通じない事を悟ったのか、無理矢理リリコをお姫様抱っこで抱え上げてきた。


「うぎゃっ…。いきなり何をするのかね、この外国人は?しかも、何処に連れて行く気なのかしら?」


リリコの脳内では、乱暴されたり、臓器を売り払われたりしているシーンが浮かんでいた。身体がガクガクと震えて来るが、男がリリコの震えに気付くと、優しく抱きしめてくれる。

リリコの精神と身体は、本人が考えるより疲弊していて、男の優しい抱擁にゆっくりと意識を手放して行ったのであった。
















多分視点が、コロコロ変わります。すみませぬ。

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