第二話 ~タイトル通りの酷い小説~
この小説は、ネット小説やノベルゲーム、ラノベなどで僕が実際に目にした、“小説としてこれはどうなんだ”という部分を真似して書いた作品です。
そんなわけで警告。
この二話は自分で書いておいて何ですが、非常に酷い内容となっております。読み終えた時、あなたの精神が無事かどうか分かりません。十分にご注意を。
目が覚めると、太郎は見た事も無い場所に居た。
太郎「此処は・・・・?」
太郎は辺りは見回した。
俺は倒れていたのが森の中だった。
太郎は高校に向かう途中、車に惹かれそうになっていた猫を助けようとして車道に飛び出した。
その刹那、
目も、
開けられない、
眩しい光に、
包まれて、
現実世界から、
異世界へと、
転移した。
太郎「俺は確か・・・・・猫を助けようとして・・・・・・?」
???「きゃああああああああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁあああああああああぁぁーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」
その刹那、何者かの悲鳴が響き渡った!
太郎「女の子の悲鳴だ!助けないと!」
俺は悲鳴の聞こえた方に、大急ぎで急いだ!
女の子「い、いや・・・誰か・・・誰か助けて・・・!」
尻餅を突いて震える女の子の目の前の茂みの中に、何かが居るように見えた。そうみえた太郎は女の子の前に素早く飛び出し、身構えた。
太郎「俺が君を護る!もう大丈夫だ!」
女の子「あ、ありがとう!これを使って!」
太郎は女の子に武器を手渡された。よし、これで行けるぜ!
太郎「うおおおおおおおおおおおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」
太郎が剣を抜き放ち、茂みに向かって地を滑るように疾走した!
太郎「叢牙神滅剣!」
水平に薙ぎ払った剣が緑を散らし、巻き起こった烈風が木々を揺らした。
太郎「勝った!俺はこの世界に来た事で・・・現実世界より強くなっているのかもな。」
その刹那・・・・・。
女の子「きゃああああああああああーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!」
太郎「!」
振り向いた其処には、巨大な植物のモンスターが居た。一体誰が予想出来ただろう。茂みの中にモンスターが潜んでいると思っていたのが、太郎の勘違いだった事に!
太郎「くそっ!手応えが無いと思ったらそう言う事か!」
女の子「いやぁ!やめてぇ!」
絡み付いたモンスターの触手により、少女の身体が宙吊りにされた。
少女「あん!だめぇ・・・そんなとこ、ろ・・・。」
スカートの中に侵入した一本の触手が小刻みに蠢動し、少女の性器に触れた。すると少女の口から、甘い声を発せられた。
太郎「やめろ!その子を放せ!?」
太郎は説得を試みるが、モンスターは全く聞き入れなかった。無数の触手によって少女の衣服が破られ、露になった乳房の先端に触手が吸い付いた。
女の子「んぁぁあッ!おっぱいダメェ!ミルク出ちゃうぅぅ!」
太郎「花子ぉぉぉぉ!くそぉ。こうなったら魔法で応戦だ!「赤い光は高熱の炎。炎は敵を燃やす力である。いにしえの契約に従い我は命ずる。偉大なる猩猩緋龍・蘇芳の爪牙となりて、炎よ。我が敵を灰燼と成せ」・・・“キングゴットメガボンバー”!」
しかし、魔法は発動しなかった。どうやら太郎の魔法力は、底が尽きているようだ。
太郎「ちくしょう・・・結局俺は・・・こっちの世界でも無力なのか?」
太郎は左手で右肩を押さえ・・・地に膝を突いた。その刹那・・・絶体絶命の危機に陥った太郎の耳に・・・不思議な声が響いた・・・。
母「太郎・・・私の可愛い息子よ・・・あなたは負けてはいけません・・・。さぁ・・・この武器を使いなさい。」
するとその刹那、太郎の前に、一個の銃器が出てきた。
太郎「しめた、武器だ!これでようやく戦える!」
太郎が剣を手にしたその刹那、黄金の輝きが身体を包み込む。その刹那、モンスターに狙いを定め、僕は引き金を引いた。
太郎「しまった!外した!」
誰もが勝利を確信した、その刹那。太郎の撃った銃弾はモンスターを逸れて遥か彼方に飛んでいった。入っていた弾は一発だけ。その刹那、太郎の敗北は確定した。
女の子「太郎君、諦めては駄目!頑張って!」
太郎「そうだ!俺は諦めねぇぞ!いっけぇぇーーーーーーーーーーーーー!」
その刹那、太郎の勝利への信念が奇跡を起こした。奇跡の力で二発目の弾が装填され、撃ち出した銃弾がモンスターを撃ち抜いた!
女の子「ありがとう勇者様。私は魔法国家『マジックランド』のお姫様、花子です。この世界は今、魔王『デモーンキング』によって脅かされています。どうか勇者様のお力で、この世界をデーモンキングの魔の手から救って下さい。」
太郎「そんな事ならお安い御用さ。そのデーモンキングって奴を倒せば、俺も元の世界に帰れるしな。(笑)」
こうして、太郎の長く険しい冒険の旅が幕を開けるのだった。
お疲れ様でした。まずは深呼吸して自分が正気を保っているか確認してみて下さい。
自分なりの指摘点がまとまった方は、三話へと進んで直樹達と一緒に二話のどこが悪かったのか検証していきましょう。
まさかとは思いますが、もし二話を読んでどこが酷いのか分からなかったという方は……失礼ですがご自分の文章感覚を大いに疑って下さい。