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生まれつきの婚約者がいるなんて聞いてない!?  作者: 月迎 百
第4章 これからと『過去』
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87 今日のお出掛け

どうぞよろしくお願いします。

 ハチは昨夜、マリアが自分の部屋に連れて行ったと、ジェーンに聞いて安心するミレーヌ。

 

「ああ、寝落ちしちゃうなんて……。

 疲れてるなとは思ったけど……、カイエンといたくて……。

 でも、すっごい幸せな時間だったな……。

 あ、収納魔法! 何入れとこ!」


 髪をジェーンに結ってもらいながら、ミレーヌは鏡台の上を見て、ハンカチを手に取り収納魔法に入れた。


「おお! 収納できた!

 今度、買い物行ったら、私が荷物、収納できるよ!」


 ジェーンがふふっと笑ってから「ちょっとじっとしてて下さいっ!」と言った。

 仕度が終わる頃、カイエンが部屋に迎えに来てくれた。


 少し気恥しそうに「おはよう、カイエン。昨夜は運んでくれてありがとう」とお礼を言うミレーヌ。


「いや、ミレーヌにあんなに触れていることができて、うれしかった……」


 顔を見合わせてから、お互い赤くなって俯いてしまうふたり。

 ジェーンがそんなふたりを廊下へ押し出さんばかりに促す。


「どうぞ、食堂へ!」


 カイエンが左腕を差し出し、ミレーヌが右手を添えるとふたりはやっと前を見ながら歩き出した。


「……昨日のミレーヌの話だけど、ジョルジュ王子を許して、友人になってもいいと返事するでいいんだよね?」


「あ……、うん、まあ。

 友人と言っても、エド様やバルド達と同じ感じかなあ……。

 コーラスとシーラは家族のように大切な友達で……、カイエンはもう家族同然で、さらに大切な人だし……、カイエンがそばにいてくれれば大丈夫」


 ミレーヌの言葉にカイエンが少し驚いた表情をしてから、微笑んだ。


「はい、一緒にいます」



 みんなで朝食を食べている時、ジョルジュが言い出した。


「ここの冒険者ギルドに行ってみたい」


 ジョナサンが「いいですね、辺境ですので、王都にはいない魔物もいますし」とニコニコと言った。

 ケリーとゴードンも了承してくれ、ジョナサンがみんなを率いて行くことになる。


「久しぶりだもの、狩りでもする?

 後もう少しで、コーラスはBランクだよね!?」


 ミレーヌが思いついたように言うと、ウィリアムが「それはいいですね!」と声を上げた。

 そういえば、ウィリアムともなかなか話せていないや。

 ミレーヌはウィリアムに笑いかけた。


「ウィリアム様も一緒にやります!?」


「ああ、ジョルジュ様も狩りをしたいそうだ」


「そうですか、ではお兄様、狩りができる格好で集合ですね!」


 ジョナサンが苦笑する。


「楽しそうだな。ミレーヌ。

 そうだな、今日はみんなでギルドに顔を出し、狩りと行くか!

 マリアはどうする?」


 マリアはちょっと考えてから「御一緒していいですか? 簡単なヒーリングしかまだできないけれど」と言った。


「マリア嬢はヒーラーの素質があるのだな! 素晴らしい!」

 

 ジョルジュがマリアを見て言う。


「マリアも一緒に行くの、楽しみ!

 ハチはジェーンとアンナに頼んで行こう!」


 ジョルジュとミレーヌの言葉にマリアが笑顔を見せた。

読んで下さり、ありがとうございます。

ジョルジュ王子のためにウィリアム、なんか頑張ってますかね?

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