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生まれつきの婚約者がいるなんて聞いてない!?  作者: 月迎 百
第2章 パーティ『暁の勇者』
18/171

18 おや?

どうぞよろしくお願いします。

 急いで人参サラダは食べてしまう。

 さっきの群れはもう来ないだろうが、他の群れが来るかもしれない。


 商人達も食事を終え、バルド達は急いで出発して行った。

 商人達の話ではパテマで待っている者がいるそうだ。


「それにしても聞いたことのない商会名だったな」


 若手の商人が言った。


「ああ、商人ではないだろう。

 どこかの貴族……、ニードルラビットのことを知らないところをみると、この周辺の貴族じゃないな」


 リーダ格の商人が言った。




 村に無事に入ることができ、宿も部屋があり、泊めてもらえることになった。

 馬車も馬も今日は宿で見てくれる。


 一晩のんびりと過ごせるのはうれしい。


 シーラとふたり部屋になったとたんに、ミレーヌはシーラに質問攻めにされた。


「カイエンといい感じじゃない?

 本当にカイエンが好みなの?」


「本当に……?

 好み……、あ、コーラスが言ってた!

 んー、好みってわからないよ。

 好きになる人がこんなタイプが多いとかってことでしょ?

 私、あんまりそういうの……、思ったことがなくて……」


「でもさ、なんか、カイエンに対してはコーラスに対してと違うっていうか……」


「そりゃまあ、違うよ。

 コーラスは幼馴染で親友だし。

 カイエンはその、婚約者として現れて、その、私のこといいと思ってくれてるみたいな?

 よくわかんないけど!?」


 顔を赤くして照れるミレーヌ……。


 コーラス、もう遅いかも……。

 シーラは少し遠い目をして、兄のことを思った。


「えっと……、その、カイエンって頼りがいがあるよね。

 すごく強いし。『私』呼びも『俺』呼びの時もさ、大人っぽいよね。

 でも、しっかりしているみたいで、さっきみたいに男の子って感じの表情を見せたり、なんか……、ギャップっていうか……。年下みたいな感じなのに、リードしてくれる男らしさっていうの?」


 とりあえず、なんとなく今までのカイエン像をまとめておこうと話し出したシーラの言葉に、ミレーヌの表情が一瞬曇った。

 シーラが『あれ?』と思った時には、ニコニコ笑顔に戻っていて……。


「シーラには昨日の夜、もう『俺』って言ってたの?」


「あ、カイエンね。

 ええ、急にぶっきらぼうというか、丁寧な言葉使いじゃなくなったから、驚いたけど」


「そっか……」


「今夜は料理しなくていいから楽ね!

 そうだ!

 パンでも買いに行こうか!」


「うん! 

 じゃあ、コーラス達から共同の財布もらってこよう!」


 ミレーヌとシーラでコーラス達の部屋に行き、食べ物の補充をすると伝えて財布を預かる。

 カイエンが「一緒に行こうか?」と言った。


「大丈夫! 私がいるから!

 シーラのことはちゃんと守ります!」


 ミレーヌの言葉にカイエンが苦笑し、コーラスは首を傾げた。


読んで下さり、ありがとうございます。

おや? ですよ。


ブックマークが増えてるのうれしいです!

ありがとうございます。

うれしくてもう1話投稿しちゃいました。

これからもどうぞよろしくお願いします。

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