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生まれつきの婚約者がいるなんて聞いてない!?  作者: 月迎 百
第2章 パーティ『暁の勇者』
14/171

14 好み

どうぞよろしくお願いします。

「おはようございます!

 ビッグポイズンスパイダーが2匹出ました」とカイエンが答えた。


「追い払ったのか!?」


「いえ、2匹とも退治しました」


「それはすごいな!

 そんな大立ち回りがあったとは気づかなかったよ!」


「おはようございます。朝食作りますよね! 薪足しますか?」とミレーヌが聞いた。


「いや、ある物で済ませてしまう。

 向こうの焚火の始末を始めてくれないか!」


「はい! わかりました!」


 ミレーヌはカイエンに前方の警戒を任せ、コーラスとシーラがいる方へ行き、焚火の始末をすることを伝えた。


「カイエンと話せたのか?」


 コーラスが聞いた。

 頷くミレーヌ。


「今回はまず前衛のカイエンと後方支援のシーラの力を見たかったと聞いて納得できた。

 次は私が戦えるといいな」


「……ずいぶん信用してるんだな。

 あーいうのが好みなのか?」


「好み?」


「好きな男のタイプってことだよ」


「……人として信用しているか、と、そーいう好みは関係ないんじゃない?」


「どうかな?」


「だって、私、コーラスは好みじゃないけど、信用しているよ」


 シーラが吹き出した。

 コーラスは驚いている。


「じゃあ、焚火の始末頼むね!

 向こうの始末も手伝ってくる!」


 ミレーヌが行ってしまうと、シーラは大声で笑った。


「笑うなよ」


 コーラスが苦虫を嚙み潰したような表情で言った。


「……今のは、コーラスが悪い。

 しつこかったから。

 ミレーヌは、たぶん、そこまで自分の好みとか、男の人を好きになるとか、よくわかってないと思う。

 コーラスの言葉にやり返しただけだよ。

 ただ……、このままじゃやばいかもね」


「何が!?」


「今までのミレーヌに対する態度よ。

 幼馴染で、剣のライバルでもあり、それでコーラス、ミレーヌに突っかかってばかりだったじゃない」


「でも、あいつも、楽しそうだったぞ!

 お互い何でも言い合えるみたいな……。

 それに……、そういう雰囲気というか、その、俺もミレーヌも……、なんかおかしいだろ!?」


「幼馴染だから?」


「ああ、まあ……」


「好きなのに!?」


 シーラは大きくため息をついた。


「ミレーヌ、カイエンに取られちゃうわよ」


「なに、あんな軟弱な……」


「そうよね。コーラスより小柄で年下に見えるけど、実力はあるし、このままだとパーティの実質的なリーダーはカイエンになりそうじゃない?

 それはそれでいいけど……」


「いいのかっ!?」


「カイエンはミレーヌには好意を隠さないでしっかり伝えているわよ。

 素直なミレーヌにはそれが一番伝わると思うけど……」


 コーラスがのろのろと焚火の始末を始め、シーラも手伝う。


「今からでも、ミレーヌにしっかり気持ちが伝わるように行動することね!」


「……なあ、シーラはカイエンのこと、どう思うんだ?」


読んで下さり、ありがとうございます。

コーラス、拗れてます。


だめだ、大変にならないように1日投稿と思ったけど、自分自身読み手の立場だと1話じゃ字数が1000字だからか、物足りない……。

できる時は2話投稿にします……。

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