表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
生まれつきの婚約者がいるなんて聞いてない!?  作者: 月迎 百
第2章 パーティ『暁の勇者』
10/171

10 初めての依頼

どうぞよろしくお願いします。

「このパーティでの初めての依頼。どれにしようか!」


 ミレーヌはウキウキと掲示板に小走りで駆け寄る。


「ここは辺境伯爵家のお膝元のレーニアだもんなー。

 どこか移動系の依頼があれば……」


 コーラスが呟き、ミレーヌも頷いた。


「確かにここだと、特別扱いされちゃう」


「これは?」


 シーラが以来のひとつを指差した。

 カイエンが見て、要約のように言う。


「商人の護衛。

 Cランク以上、3人以上のパーティ希望。

 ここよりさらに奥の街、パテマか……」


「パテマ!?

 温泉が有名な街だ!

 私、行ったことない!

 ひい爺様に聞いたことあります!」


 ミレーヌが身を乗り出して依頼文を詳しく読もうとするが、コーラスがその依頼文をピッと板から剥がして「詳しい話を聞いてみよう」と言った。



 依頼は商人3人をレーニアからパテマまで護衛すること。

 レイリア領内での移動になるが、辺境ということもあり、移動中に魔物が出ることも考えられる。盗賊も然り。

 徒歩ならば約一週間の道のり。

 村と街がいくつかあり、そこへ入れれば宿が利用できるが、何泊かは野営になる可能性が高い。

 商人は荷馬車2台を使用。

 護衛は交代で警戒に当たることになる。

 順調に行けば、野営3泊、それ以外の3泊は宿利用というところか。

 宿代は負担してもらえるが(商人の所属する商会と提携している宿があるそう)、野営の場合は食事は別、自前で用意しなくていけない。

 そのため、依頼金はパーティに銀貨5枚出してくれるという。

 みんなで分けて、残った銀貨1枚分食料を買いこめば良さそうだ。


 その商会も悪い噂はない。良心的な商売をしていると評判で、レイオス領やローレウス領でも活動している老舗だった。

 ギルド長も「順当な金額です」と教えてくれたので、この依頼を受けることにした4人。


 商人3人は、4人の若者に驚いていたが、ギルド長が「腕は確かだ」と太鼓判を押してくれで、正式に契約となった。

 パテマのギルドに提出する書類を受け取り、今日の午後出発となる。


 前金で銀貨5枚払ってくれたので、共同の財布を作り、そこに銀貨1枚を入れ、食料買い出しにコーラスとシーラが出掛けた。


 ミレーヌとカイエンはギルドの中で地図を見せてもらい、道と出現する可能性のある魔物に着いて確認していた。


 カイエンは自分の地図を持っていて、何やらギルド長に聞きながら書きこんでいる。

 ミレーヌもベテラン職員に魔物の図鑑を見せてもらいながら、特徴や倒し方をノートにメモしていく。


 ニードルラビットとホーンボア。

 稀だが夜、ビッグポイズンスパイダーが出ることがある。


 ニードルラビットは歯が鋭く、それにさえ気をつければ大丈夫。

 ホーンボアは突っ込んでくるので角に注意。

 首元と肩の皮膚が硬いため、腹を狙った方がいい。

 または角の下が急所。


 ビッグポイズンスパイダーは夜行性。

 動きが早くジャンプして飛び掛かってきて噛みついて毒を注入してくる。

 腹が柔らかいが、攻撃してもあまり効かずに動き続ける。

 少し硬いが頭を狙うべし。


読んで下さり、ありがとうございます。

何となーく……、貨幣換算。

小鉄貨   25円

鉄貨   100円

銅貨  1000円

銀貨    1万円

金貨   10万円


魔物=野生動物や昆虫な感じです。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ