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夏休み開始!

初めましてこんにちは。きのと申します。この度人生初である小説に挑戦しました。私の妄想9割、経験1割の小説ですが、ぜひ楽しんでいってください。感想や指摘お待ちしております。

 八月一日、今日も蒸し暑い中高校に行かないといけなかった。そうだ、所謂夏休み中の部活だ。

甲高い音が体に巡り、喉が水分を欲していることを感じながら、目をゆっくり開け瞼の隙間から窓際に置いてあるアラーム時計を見た。思わず二度見し、脳が緊急信号を体に送った。ドンっとベッドから落ちながらもう一度アラーム時計を見ると、長針が午前八時を指していた。二度寝を考える余裕もないことを改めて実感して、今日が始まった。急いでパジャマから制服に着替え、髪も梳かさず、お母さんが作り置きをしていてくれたであろうサンドイッチを、リスの頬のように口に詰め込みながら家を出た。

――我が家は片親だがその話はまた今度――

靴下の種類が左右で違うことも気付かず、中学から愛用している白色の自転車を息ができないまま立ち漕ぎし、学校に向かった。

制服の中で滴る汗と、酷使しすぎた心臓の鼓動を感じながら教室に着くと、そこには誰も居らず運動部であろう掛け声が教室に小さく響いていた。そして、ふと思い出した。

 今日から夏休みじゃん!!!

そうだ。この天然ずぼら女子高生がこの物語の主人公であり、小川高等学校三年二組白井碧である。

今日は部活自体はあるが、午後一時までに四階の一番左にある”eスポーツ部”と書かれた、比較的新しい教室札がぶら下がっている教室に居ればよかったのだ。 

 彼女が一年生の時、当時の三年生が作った部活が”eスポーツ部”だった。中学の時からよく一緒にゲームをしている先輩からの誘いで、この”eスポーツ部”に入部したのだ。

ゲーム自体は好きだったため、特に抵抗もなく入部したのだが…



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