〜朝の香りと魔鏡石〜
自作発言禁止。
0:2:0台本です
所要時間は10分ぐらいです。
キャス画こだわりありません。
BGMはOK
録画残っておりましたら聴きに行くかもしれません!
月夜の晩に会いましょう~朝の香りと魔鏡石~/作者:香乃木 雪兎
0:2:0の声劇台本です
渚(14):♀
記憶をつかさどるのが得意な呪文使い
悪用はしない性格。
ヴァンパイアーハーフの学の妹
お嬢様口調
瑠璃(670):♀
純粋なヴァンパイア学と渚の母。
そして勇登の妻
呪文を渚に教えている
出てくる単語
魔鏡石
出てくるルーン文字
ᚹ喜びのルーン
ᛚ水。女性性、感情のルーン
配役表
渚♀:
瑠璃♀:
ーーーーーーーーーー
瑠璃:━━どんなに天才でも、努力は必要だわ。
それを手伝いするのが私の役割でもあり愛情表現━━
渚:━━お母様は力強い味方。感謝しているわ━━
瑠璃:「さ~て、いい朝ね。今日も呪文の練習をするわよ。渚、準備はできている?」
渚:「もちろん!必要なのは確か...魔鏡石と強い意志」
瑠璃:「正解。魔鏡石の入手方法はなんでしょう?確認♪」
渚:「夜空の空気に祈りを込めると...手の中にありますわ」
瑠璃:「では、その魔鏡石は何から形成されているでしょうか」
渚:「それは...わかりませんわ」
瑠璃:「何から形成されているか。それはね...想い人を失った悲しみの感情。よ」
渚:「想い人。というのは大切な人の事?」
瑠璃:「そうなのよ、誰しも大切な人がいるでしょう?その悲しみを癒す祈りを込めると、魔鏡石は光り輝くのよ」
渚:「祈りって大事ですのね」
瑠璃:「ええ、祈り、心を感じるのよ。言霊って言ってね...言葉には無限大な力があるの」
渚:「言霊...」
瑠璃:「渚、言葉遣いとても綺麗ですもの。自信もっていいのよ。誇れることだわ」
渚:「ありがとうございます。お母様。学校では変だと言われましたの...それで行くのが怖くなって」
瑠璃:「渚は渚よ。それ以外の何者でもないわ。私の大切な娘」
(渚をぎゅっと抱きしめる瑠璃)(間)
渚:「お母様、突然抱きしめられると苦しいですわ~っ(照れる)」
瑠璃:「ふふふ...愛情よ♪愛情♪」
渚:「呪文の練習はいいですの?(抱きしめられるのは嬉しいのですけれど...照れくさいわ)」
瑠璃:「そうね、本格的に修行をしましょうか。学がルーン文字刻んだ魔鏡石。それを今回使うわよ」
渚:「ああ、今朝のお兄様は眠そうにしていましたものね。お兄様に感謝ですわ」
瑠璃:「そうよ~。渚の為に、必死にルーン文字刻んでいたのよ。見せたかったわね♪」
渚:「次は、その様子を見させてもらおうかしら...とっても興味ありますわ」
瑠璃:「照れていそうね...学の事だから(笑)」
渚:「照れているお兄様!見てみたい」
瑠璃:「仲良しねぇ~♪」
渚:「そうなのですの?一般的だと思うのですが」
瑠璃:「あら、そう思う?とても微笑ましいと思うわよ」
渚:「あら...魔鏡石が光っていますわ!?」
瑠璃:「それは...ᚹね。喜びのルーン文字よ。あなたの感情に反応したのね」
渚:「ᚹは心がぽかぽかになって、気持ちいいですわ」
瑠璃:「幸せにする魔法ね」
渚:「今回は、この魔鏡石を使いますの?」
瑠璃:「そうしようかしらね・・・元気がない植物に対して呪文を唱えましょうか」
渚:「ええ!わかりましたわ」
瑠璃:「庭のラベンダーが今日は元気ないわね...さぁ、渚。呪文を唱えてみて。あなたの感じるままの言の葉を」
渚:「紫の息吹よ、黎明に届きたる祈りを与えたまえ、我...渚が命じる!」
(間)
瑠璃:「元気になったわね。雫が光っている...微笑んでいるようなオーラ」
渚:「うーん...、もう少し捻った呪文でもいい気がしますの」
瑠璃:「あらまぁ、そんなことないわ。複雑なのがいいわけじゃないのよ。最後に自らの名を刻んだのが特にいい点ね」
渚:「ありがとうございます。お母様」
瑠璃:「ᛚの魔鏡石も使った呪文も唱えてみましょう」
渚:「ᛚ?水でしたっけ...たしか」
瑠璃:「大正解♪他にも女性性や感情を表すルーンなのよ」
渚:「柔軟性のあるようなイメージですわね」
瑠璃:「ええ、そうね」
渚:「どういった風に唱えればいいのでしょう」
瑠璃:「そうね...呪文の構成のアドバイス必要かしら?自力で頑張ってみるのもいいけれど」
渚:「どうしようか迷いますわ...先ずは自力で頑張りますわ」
瑠璃:「ペパーミントに呪文を唱えましょう。成長速度、周囲とのバランスをとれるようにね」
渚:「時空の針の音に歌声を乗せて、緩やかな螺旋を描きたまえ!我...渚が命じる!」
(間)
瑠璃:「さぁて...結果はどうかしら。ペパーミントを眺めてごらん。渚」
渚:「緊張しますわ...」
瑠璃:「大丈夫よ。成功しているわ。葉っぱの影の部分も生き生きしているぐらいだわ」
渚:「雰囲気が柔らかになりましたわね。気持ちよく周囲の植物と踊っているような。そんな風に」
瑠璃:「微笑ましいわぁ♪」
渚:「お母様、気になっていることがありますの」
瑠璃:「ええ、なんでも言って頂戴」
渚:「お父様の育てている植物...ですわよね。祈りの呪文をかけてしまっても大丈夫ですの?」
瑠璃:「それは問題ないわよ。ちゃんと承諾もらっているわ」
渚:「よかった、安心しました...!」
瑠璃:「抜かりないわよ♪」
渚:「流石、お母様。尊敬しますわ...お父様優しい」
瑠璃:「ふふふ、おおらかで温厚なのに惚れたのよ♪明るく気さくですもん」
渚:「(また惚気が始まったわ...止めないと修行が進まないですわね)」
瑠璃:「それでね~、勇ったら可愛いところもあるのよ。手を繋ぐと緊張しているの」
渚:「お母様!お母様!ストッ~~~~プ修行が進みませんわ!」
瑠璃:「あらあら、ごめんなさいね」
渚:「もう、しっかりして下さいまし」
瑠璃:「そうね、次は、属性の話をしましょうか」
渚:「属性‥ですの?」
瑠璃:「呪文にも6属性あるのよ」
渚:「教えて下さいまし!知りたいですわ」
瑠璃:「大切な点...光と闇は共鳴しやすい。水は火より強い。火は風より強い。風は地より強い。地は水より強い。の順番ね」
渚:「こんがらがってきましたわ」
瑠璃:「まだ早かったかしらね。メモしておくから、ゆっくり見て頂戴」
渚:「はーい!わかりましたわ。なんだか頭が重たいですわ...」
瑠璃:「体力つかうからね、呪文使うのは...休みましょうか。今日はもう修行はやめてしっかりと休むのよ。渚」
渚:「はい。そうしますわ、お母様。リビングでお茶でも飲みたいです...」
瑠璃:「ええ、わかったわ♬ハーブティーでも入れましょう」
渚:「わーい!お母様の自家製ハーブティー!!楽しみですわ」
瑠璃:━━ゆっくりと流れていく時間。私達はたくさん語った━━
渚:━━いつもと変わらない日々に感謝して毎日を生きる━━
瑠璃:━━感謝を忘れずに、愛する人を守りながら━━
渚:━━愛する家族を守るのですわ。私自身も大切にしながら‥生きるのです━━
使用して下さり、ありがとうございます!
Twitter↓
@hello_good_haro 全角の@を半角にしてください。
DMでなら反応が早いと思います。