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月夜の晩に会いましょう  作者: 香乃木 雪兎(かのき ゆと)
2/5

~ハーブの香りと髪結い達人~



なにげない、ヴァンパイア家族の日常。



日常に潜む非日常を初心者が綴りました。




2:2:0の声劇台本です。



初心者の2作目の作品ですが、よろしければ使用してみてください。



よりよいものにする為、日々頑張ります。


BGMをつけるのはOK


キャス画はこれじゃないとだめ!というものはありません。



所要時間は10~15分ほどです。



自作発言禁止。



録画が残っておりましたら、聴きに行くかもしれません。


月夜の晩に会いましょう~ハーブの香りと髪結い達人~/作者:香乃木(かのき)雪兎(ゆと)


2:2:0の声劇台本です


まなぶ(17):♂

ヴァンパイアハーフ

渚の兄で面倒見のよいツッコミ役


勇登ゆうと(40):♂

学と渚の父で人間。

自然の植物を育てて薬効高いものにして販売する仕事をしている。


なぎさ(14):♀

力の強いヴァンパイアハーフ

学の妹でお嬢様口調


瑠璃るり(670):♀

見た目年齢は若い

純粋なヴァンパイア

勇登の妻であり、学と渚の母。



配役表

学♂:

勇登♂:

渚♀:

瑠璃♀:


ーーーーーーーーーー

 

渚:━━お兄様は優しい、優しさ故に気苦労は耐えないのよね━━

学:━━妹はかけがえのない家族。両親ももちろんのこと━━

渚:━━私達、ヴァンパイア家族の日常が始まりますわよ━━


(間)


学:「ふぁ~...おはよー、父さん。あれ?母さんや渚は寝てるのか」


勇登:「おぅ、おはようさん

    母さんも渚も昨晩楽しそうに喋っていたからな、寝るのが遅くなったんだろうな。

    第一、力が強いと、月光を浴びる事によって力はより強まるからな。能力向上にいい」


学:「早寝早起きするから力が弱い方なのか...徹夜してみるか」


勇登:「はっはっはっ!背が伸びなくなるぞー。俺の遺伝もあるだろうから、無理はするなよ」


学:「うぐっ、背が低いのは嫌だな」


勇登:「170cmはあるだろう?まだ平均だから気にする事はないさ」


学:「それでも満足できないつーか...」


勇登:「そうかー。牛乳とビタミンDを日光浴で取り入れてな、知ってるか?


    日光浴びるとビタミンDが体内で作られるんだ。


    あと筋トレも大事だな。たんぱく質摂取した上でな」


学:「く、詳しいな」


勇登:「栄養価、植物の専門家を甘く見るんじゃないぞ。はっはっはっ」


渚:「んー...なにやら楽しげな笑い声が聞こえるわ」


学:「お、渚ーおはよう!よく眠れたか?」


渚:「おはようございます、今日もいい朝ですわね。

   

   ええ、しっかりと。お兄様、髪を結ってくださるかしら」


勇登:「学は髪を結うの上手だからなー...甘えてこい!渚」


学:「俺か、まぁ...いいが。どういう感じにしたい?希望あれば言ってくれよ」


渚:「では、編み込みしてお団子にしてくださいます?」


学:「承知!」


(学のノリのいい鼻歌が5秒ほど)


瑠璃:「あら、おはよう。勇...っと学と渚はいつも仲良しねぇ♪」


勇登:「おはよう、瑠璃。しっかり眠れたか?」


瑠璃:「ええ、しっかりと」



学:「おはようー。母さん」


渚:「おはようございます。お母様」


勇登:「瑠璃。後で血ぃ飲むか?赤い薔薇で足りるならそれでいいんだが」



瑠璃:「そうねー...大丈夫よ。足りてるわ。

    さて、朝の栄養補給~っと♪今朝も赤い薔薇がとても元気ね」


渚:「お母様の薔薇からエネルギー吸い取るのはいつみても神々しいわ...」


学:「あ!編み込みがずれた...じっとして。渚」


渚:「わかりましたわ」



勇登:「あ、そろそろ庭見てこないと。水あげないとな」


学:「おぅ、いってらっしゃい」


渚:「いってらっしゃいまし」


瑠璃:「私は家事でも。学も渚も朝食は食べてなかったわよね?


    簡単なものならすぐ作れるから、待ってて頂戴」


学:「はーい」


渚:「わかりましたわ、お母様...蒸し鶏のサラダ作ってくださいます?」


瑠璃:「渚ー。たまには口調砕けてもいいのよ?癖なのね...ふふふ(笑)」


(間)


瑠璃:「さぁ、できたわよー。召し上がれ」


 学:「いただきます!」


 渚:「いただきます!」


瑠璃:「学は手先器用ね、お父さんに似たのかしら」


渚:「お兄様、とてもすごい(ボソッという)」


学:「ん?何か言ったか?渚」


渚:「いえ、何も言っていませんわ」


瑠璃:「ふふふ(ほほえましく笑う)」


勇登:「ふぅ...戻ったぞー」


瑠璃:「おかえりなさいゆう、ご飯できているわよ」


勇登:「えのきの梅肉和え、豆腐ハンバーグ、豆腐とわかめの味噌汁、五穀米、トマトジュース


    あとは、渚の大好物の蒸し鶏のサラダか。美味しそうだな」


(間)


学:「美味しかったー!ごちそうさまでした♪」


渚:「ごちそうさまでした...」


勇登:「今日もありがとうな」


瑠璃:「あらぁ♪┃ゆうったら、褒め上手ね」


勇登:「瑠璃...」


瑠璃:「勇登...」


学:「これは...二人だけの世界にした方がいいかな」


渚:「そうね...仲良しはいいことだわ」


学:「庭を散歩でもするか」


渚:「ハーブの香りがとてもいいですわよね」


(間)


渚:「製剤でなにか作ってみたいですわ」


学:「いいな。何が必要なんだろう...父さんに聞いてみるかな」


渚:「お父様なら色々もっていそうですわね」


学:「昔さ、同じように庭を散歩していた記憶が」


渚:「お父様とお母様が大喧嘩した時の気がしますわ」


学:「あはは、あれは長引いたよなー。母さんが、父さんにプリン食べられた!とか騒いでさ」


渚:「そうでしたわ。結局はお母様が食べたの忘れていての結果でしたものね。ふふ(笑)」


学:「あれから、ラブラブ度増したもんな」


渚:「あら、あのお花窓辺に飾ろうかしら...♪」


学:「その案、いいな!」


~回想~


瑠璃:「勇っ!私のプリン食べたでしょう!!」


勇登:「え!何を...食べてないぞ?!」


瑠璃:「数量限定の、北海道牛乳濃厚プリン...(怒)」


勇登:「だから食べてないって」


瑠璃:「買ってきて」


勇登:「えっ!」


瑠璃:「今すぐ買ってきてよ!」


勇登:「もう22時だぞ...お店閉まっているし、さっきから食べてないって言ってるだろう」


瑠璃:「ぷーりーんー!!(半分泣き。半分怒りつつ)」


(間)


学:「渚が珍しく、涙目になってとめていたものな」


渚:「ええ...悲しかったのです」


学:「(渚の真似)私の手作りプリンでいいならいくらでも作るからぁ~~~!」


渚:「やめて...///真似しなくってもよろしくてよ」


学:「照れてもいいんだぞ(ニヤニヤ)」


渚:「いつの間にか、頭ぽんぽんまで...髪型崩れますわ。せっかくお兄様が結って下さったのに」


学:「また結ってやるさ。」


渚:「お父様の育てているハーブの香りが髪についてる・・・嬉しくなりますわ」


学:「これは...ラベンダーの香りかな」


渚:「何でしょう...薔薇な気もしますわ。甘い香り」


学:「そろそろ、戻るかー」


渚:「そういえば、お母様とお父様のなれそめ。どんな感じだったのでしょう。気になりますわ」


学:「それ...俺も気になっていた。帰ったら聞いてみるか」


(間)


瑠璃:「はっ、二人は?」


勇登:「庭を散歩しに行ったみたいだな」


渚:「戻りましたー!」


学:「ただいまー」


瑠璃:「おかえりなさい~。渚、学。お散歩は楽しかった?」


渚:「お母様!お話がありますの」


瑠璃:「なぁに?突然」


渚:「お父様とのなれそめってどういう感じでしたの?」


勇登:「それはだな...」


瑠璃:「ふふふ、興味あるのね♪話しますわ~」


(間)


勇登:「今夜は月が綺麗だな...帰宅遅くなるかな。月見酒してみたいな」


瑠璃:「...ぅう」


勇登:「おや...あれは!」


瑠璃:「お腹空いたぁ...」


勇登:「お嬢さん、どうされたのですか?」


瑠璃:「はっ...いえ...私は」


勇登:「立てますか?お困りなのですか」


瑠璃:「はいっ!大丈夫です(いけない...しっかりするのよ、瑠璃)」


勇登:「えっ。翼が...?!」


瑠璃:「ち...血を」


勇登:「っ...ぅう!」


(二秒間を置く)


瑠璃:「はっ、私はいつのまに」


勇登:「落ち着いたかい?」


瑠璃:「ええ...。わ、私の事怖くないの?」


勇登:「怖くないさ。甘い薔薇の香りがしたから、悪い人じゃない」


瑠璃:「貴方は...優しいのね。いつもなら私は退治される側だもの」


勇登:「こんなに素敵なお嬢さんを?」


瑠璃:「素敵...そんなわけない!!ヴァンパイアなのよ人間じゃない。血を吸わないと生きていけないの」


勇登:「だからなんだい。」


瑠璃:「え...」


勇登:「僕は君にひと目惚れした。好きになったんだ」


瑠璃:「急に言われても...」


勇登:「では、こうしよう。月が綺麗な晩にまたココへ来よう。約束するよ」


瑠璃:「それでどうするの?仲良く...なれるの?」


勇登:「なれるさ。大丈夫」


瑠璃:「約束するわ...また来る」


(間)


勇登:「という感じだな」


瑠璃:「えへへ、照れるなぁ~」


勇登:「この経緯があって、瑠璃と両思いになれたんだ。月夜の晩に感謝だな」


瑠璃:「勇ったら情熱的でね、ふふふ」


渚&学:「二人とも顔真っ赤」(タイミングがずれても可能)


渚:「教えてくださってありがとう!(くすくすと笑う)」


学:「過去の出会い聞けてよかった(くすくすと笑う)」


渚:━━思い出話に花が咲き━━


学:━━あっという間に時間は過ぎ去る━━


渚:━━私達の物語はまだ続く━━


学:━━ささやかな日常を見失わないように進んでゆく━━

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