~始まりの物語り~
なにげない、ヴァンパイア家族の日常。
日常に潜む非日常を初心者が綴りました。
2:2:0の声劇台本です。
初心者の初めての作品ですが、よろしければ使用してみてください。
よりよいものにする為、日々頑張ります。
BGMをつけるのはOK
キャス画はこれじゃないとだめ!というものはありません。
所要時間は10分程です。
自作発言禁止。
録画が残っておりましたら、聴きに行くかもしれません。
月夜の晩に会いましょう/作者:香乃木雪兎
2:2:0声劇台本です
学(17):♂
ヴァンパイアハーフの渚の兄
人間寄りの能力値
由貴(17):♂
珍しい生き物を好む男の子
沙紀(17):♀
ホラー苦手な甘いもの好きな女の子
探究心がある
渚(14):♀
能力値の強いヴァンパイアハーフ
学の妹で呪文使い
お嬢様口調
配役表
学♂:
由貴♂:
沙紀♀:
渚♀:
ーーーーーーーー
学:「もう夕方かー...時間経つのは速いな」
沙紀:「おーーい。学も帰宅?部活は終わったのね」
学:「もともと部活はしてないぞ。手伝いしてたんだ。先生の…」
沙紀:「へー...いいとこあるじゃん!」
学:「俺は、いつでも力になれることあれば手伝う主義だぞ」
沙紀:「優しいのね♪よし!駅前に新しいパイの専門店が出来たんだって!行ってみようよ」
学:「沙紀の甘党センサーしっかりしてるんだなー。知らなかった」
沙紀:「あはは♪そのお店ね、美味しいハーブティーもあるみたいなのよ」
学:「そうなのか、リラックスには最適だな」
由貴:「おや、沙紀と学じゃないか、もう帰宅したのかと思ってた」
沙紀:「あ、由貴だ。こんちゃーす!途中どこか寄ろう!と提案持ちかけていたのよ。
一緒にお茶しにいかない?桜屋っていうパイやハーブティーの美味しいお店なの」
由貴:「あー...すまん、これからバイト先に行くところなんだよなぁ」
学:「由貴。最近バイト頑張ってんなー...俺、家事手伝うから、短時間しかシフトは入れなくて。
継続は力なり!だよな。応援してる」
由貴:「さんきゅー!頑張るよ」
学:「ココ最近、特に元気ハツラツ!て感じだな!」
沙紀:「ふふふ...女の勘では恋愛面も充実してるわね?!」
学:「うーん、お前の勘っていつもハズレているような…って痛っ」
沙紀:「だまらっしゃい!!」
学:「脛をけるな!痛いじゃないか。暴力反対だぞ」
由貴:「だな、口より体が先に動くのは損するぞー。まぁ、否定はしないな恋愛面…」
沙紀:「はいはい。これから直すわよ。当たってたわね♪」
学:「うぐっ...女の勘当たってた。素直でよろしい。それと。はい!は一回でいいぞ」
沙紀:「はい...(ションボリ)」
由貴:「いきなりションボリとされるとなんか申し訳なくなくああ、そうだ。
話題が変わるんだが、この辺りで珍しい生き物見なかったか?」
学:「珍しい...生き物なぁ。みてないな」
由貴:「んー、そうか。写真を撮ろうと思ってさ。コレクションにでも」
沙紀:「あんた、それでよくカメラ持ち歩いてるのね。とりあえず、バイト間に合うの?話してるけど」
学:「それな、遅刻するぞー」
沙紀:「バイト放置してもいいのなら、カフェに連れて行くか...って冗談よ(笑)」
由貴:「目が笑ってなかった。本気の目だ!!俺はそろそろ、行ってくるよ。じゃあなー(遠のく声)」
沙紀:「またねー。がんばってこーい☆」
学:「またなー。由貴!わりぃ、今は金欠なんだ公園いこう。自販機で何か買って飲もうぜ」
沙紀:「そうねー...それなら仕方がないわね。コーラあるかな。あれ好きなんだ!」
学:「コーラ、砂糖の量が多いと噂の」
沙紀:「ほら、控えろ!と言われるものほど、やみつきになるというか?
人間に必要なもの。睡眠と糖分と脂質とたんぱく質とアミノ酸と…あれ?」
学:「お、落ち着け」
沙紀:(深呼吸)
学:「そうそう、その調子」
沙紀:「ふぅ...深呼吸って大事ね。人間に必要なものに追加っと」
学:「正直、色々必要だな...人間は言葉にしだしたらキリないぞ。研究でもしてるのか?」
沙紀:「いいえ、してないわ。興味よ♪探究心は忘れちゃいけないわ!!
欲はありすぎても、なさすぎても問題は起きるからね。ただの肉体に成り果てたくないし」
学:「最後の、ただの肉体に成り果てたくない...って。どうコメントすればいいんだよ」
沙紀:「そこはノリよ☆ごめんね。戸惑わせちゃったか」
学:「ま、あまり気にすんな(笑)」
(間)
渚:「もう少しでお兄様が帰ってくる!どこにいるのかしら...
勉強に付き合って下さるって言っていましたのに。コウモリに様子見でも頼もうかしら」
SE:(ガサガサッとした音)
(間)
沙紀:「ん?何の音だろう」
学:「(この音は...コウモリの気配的に早く帰ってきて。との事だな)」
沙紀:「視線を感じるのは...一体何?!なんだか怖い」
学:「なぁに、そんなに怖いものじゃないさ」
沙紀:「え、もしかしてみえる系?!こわーーーーーい!!」
学:「そっち系じゃないぞ!?なんとなくだな」
沙紀:「と、とりあえずコーラ飲もうかな...」
学:「俺はホットココアでも飲むか(早めに飲んで、家に帰ろう、そうだ渚に勉強教えなきゃな)」
沙紀:「ふぅ...飲み終わった。暗くなってきたね!そろそろ帰らないと物騒だね
さっきの物音といい...一体何だかわからない」
学:「ああ、解散するかー。すまんが送ってやれないんだ。予定あってな」
沙紀:「あら、そうなのね。家の手伝いあったんだっけ?確か」
学:「それなんだが、妹に勉強教えないといけない。約束していたんだ」
沙紀:「それは、早く帰ってあげてー!!妹想いなんだね♪」
学:「おぅ、帰るわー。沙紀も帰路お気をつけてな」
沙紀:「ありがと!またねー(遠のく声)」
(間)
学:「帰ったぞー...ただいまっと」
渚:「おかえりなさい。お兄様。待っていましたのよ?」
学:「悪い...ちょっとな。部屋に行くか。どこまで教えたっけな」
渚:「えっと...32ページまで進んでいたような気がしますわ」
学:「じゃあ、いくか!」
渚:「ええ!」
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