第4章
研究室にて
「おい佐々木。あの少年はどうなってる!」
「あの少年とはどっちですか?」
「この研究所にいるクローンに決まっている。今日からお前の担当はクローンなんだからな」
「ええ!?あんなものの近くにいてはどれだけ命があっても足りませぬぞ!!」
「まぁそうだよなぁ。B29を直接受けて生き残った奴のクローンなんだから
何が起こるかは分からない。しかししょうがないよなぁ。お前は部下なんだからなぁ」
「ひいいいいいい。参ったでござるよおおお」
一人の女性がこちらへ向かってきた
「佐々木さん。クローンまで案内いたします。」
この女性は薄気味が悪い。半分死んでいるような顔で怖く気にかかっていたがまさかクローンの案内役だったとは
歩いていくとなんかどんどん暗くなっていく気がする。
この研究所はこんなところだったのか?
「こちらからは一人で歩いてください」
何故だ?嫌な予感しかしない。
まっすぐ歩いていくと体育館のようなところに入っていった。
【クローンと戦え】
もう逃げれない
すべてのドアが閉まった。
あ…
クローンの攻撃は目にも見えない速さだ。
案の定佐々木は死んだ
「バウバウ」
「やるじゃないかクローン少年。ついに10000人到達だ」
影から男は出てきてそう言った