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第3章
「おはよう」
何故かいきなり声を出すことができた。
また変な夢を見たが悪夢ではないらしい。
「わぁ!?びっくりしたわね。でも声が出てくれて嬉しいわ」
またこいつか。俺の本当の母はこんなやつじゃないのに。
「あなたの思ってること全部私には分かるのよ
自分の本当の母は私みたいな人じゃないってことでしょ?
でもね。私は国の最高機関からあなたの母になるよう命じられてるのよ。
その理由はきっといつか分かる。私はあなたの母になれてとても嬉しいのよ」
ふーーーーん
調子乗りやがって
かっちーーーーーーーーーーん