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苦しみから逃れた少年  作者: 隆史
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第一章

「ここはどこだ」

目が覚めると家から一番近い病院。

ここにはたくさんの人が死んできた。

僕も嫌な予感がしていた。

「目が覚めたようね」

誰だこの人は

「君はなにも知らないのか。まぁ無理もないよ君は

唯一の神谷中学校の生き残りなのだから」

そうか。気づいてしまった。

少し何かを思い出した気がする。

2016年9月17日のことだろう。

ああ

大事なところが思い出せない

意識が…




「おはよう やっとおきたわね」

またこいつか。

頭がいたい。

悪夢を見たのだ。

B28がB29になる瞬間のこと

僕も何が考えているかわからない

そんなことを思っていたら忘れた。

夢とはそんなものだ。

「あ…ぅ…」

声が出せない

「声が出せないみたいね

あなたの身内と思われる人は全員死んでしまったわ

私はあなたのお母さんになるの。今日から。

なにか聞きたいことはある?」

ホワイトボードを渡された。

【僕はどれくらい寝ている】

書くのも辛かった。

「そうね。10000000000秒」

うっそおおおおおおおおおおおおおおおおお


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