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俺の心霊的な日常  作者: なかむらこむぎ
9/23

盆の来客

去年の盆はUターンラッシュで酷い目にあったから、今年は帰省の日程をずらして早めに戻ってきた。


今なら仲間のやつらはまだ実家だろう。

のんびり一人酒を楽しもうと用意していると、突然インターフォンが鳴った。

白川だった。


連絡もなしにいきなり来るとは大胆なやつだ。

なぜ俺が居ると分かったのか聞くと、なんとなくだと言う。


野生の勘か。


おののいたが、白川の後ろを見て納得した。

明治時代の政治家のような立派な髭の爺さんがいた。


白川が持ってきた肴を皿に盛り、俺が実家から持ち帰った地酒を開ける。

箸やグラスが三人分あるのを見て、白川がおやという顔をした。


「なんだ、誰か来るのか?」

「もういる。お前が連れてきた。盆だから先祖じゃないか?」


爺さんが礼を言うように頭を下げたので、俺も頭を下げる。


白川は何も言わずに姿勢を正した。

こいつでも先祖を敬う気持ちはあるのかと、少し可笑しかった。


H30年9月13日 一部改稿

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