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俺の心霊的な日常  作者: なかむらこむぎ
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調子にのるな

真夜中にサッカー観戦していた。

同居人が仲間を呼んだから俺の部屋は満員御礼。スポーツバーみたいになっている。

日本先制!

俺たちお祭り騒ぎ。

近所迷惑? 今夜は特別だ。部屋を追い出されたらその時考える。


そしてまさかの日本勝利! 歴史的な一勝!

これはもうじっとしていられない。

「おい! お前ら行くぞ!」

テンションMAXで外に飛び出す。

街は人が集まり大盛り上がりだ。


誰彼かまわずハイタッチして喜びを分かち合う。

ときどき手がすり抜けたりするヤツがいるが、気にしない。

盛り上がりが最高潮になったところで俺はそっと集団から抜け出し、家に帰った。

がらんとした部屋に戻り、俺が食べていたスナック菓子と飲み物を片付けて塩を撒く。


もし同居人が帰ってきたら、ひとこと言ってやらねばならない。

居るのはいいが呼ぶなと。


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