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コトの年代記  作者: 綿雪 ミル
三幕
15/36

出会いⅤ

まず、転移魔法陣に向いて正面に座っている茶髪に茶眼の女子が中等部生徒会の会長中等部三年生のイリア・クロードだ。クロード公爵家の長女にあたり清楚で真面目な少女である。魔方陣から見てイリアの右側に座るっている金髪に碧眼をした少女が生徒会副会長の一人ナターシャ・スカルディーナだ。女子では珍しい騎士科に所属する生徒で別に魔法が使えないわけではなくただ、剣技に優れているからだ。ナターシャの隣に座るのが今更紹介するまでもない、この国の王女であり生徒会会計のソニア・ウィスラーだ。ソニアはイリア、ナターシャと同じく中等部三年生である。

 ソニアの隣には生徒会会計の一人ソフィア・ソーントンがその隣には茶髪に黒眼の少年中等部三年生で生徒会会計のウェルナー・ラタッツィだ。ナターシャと同じく騎士科の生徒である。

 そして最後にイリヤの左隣に座るのが生徒会副会長のコトである。生徒会のメンバーは以上の六名、今回の議題内容は夏休みにある大武闘会についてだった。その話が終わると今日の生徒会は解散となったのだ。


 帰り道コトはいつものようにソフィアとー否、これからは一人増えるのだソニアが…三人が武闘会について話しているとソニアが突然話を切り替えた。


 「そういえばコト、お父様が今度の休みに王宮にきてほしいっていってたわ。」


 「え!国王陛下が!?」


 「えぇ、なんか合わせたい方がいるらしいわ。もちろんソフィアも来てね。」


 「う、うん。それじゃ今度の休みに行きますとお伝えください。」


 「了解!それじゃね。」


 そこで、コトはソフィア、ソニアと別れて教会へと帰って行ったのだった。

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