表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
明日の音の最骨頂  作者: さあの
1/5

1、喋れないんじゃない。喋らないだけ。  〜

私の初めての執筆となります。

たどたどしいところがありますが、少しでも興味をいだいていただけると幸いです。

いつからだっけ。

私が人と喋るのに、1枚壁ができるようになったのは。

あぁ。たぶん、いやきっと、あの頃からなんだろう。


私の家族は事故にあった。

私だけ助かった。なぜかはわからない。

そこから私は叔父と叔母のところに預けられた。


ふたりとも優しくしてくれたが、どこか棘があったのを、中学生の私は理解していたのだろう。

高校に上がると同時に、近くの安いアパートを買って、一人暮らしを始めた。


そしてもう3年がたった。慣れた。

なんか私はなんともいえない罪を負っているような気がして、叔父や叔母に話しかけるのが怖くなった。


たぶん、そこからだろう。

もちろん、このことは誰にも言うつもりはない。

言いたくもない。


そうして私は、今は寂しげな高校生活を送っている。

2、桜色の友


「ゆーうー数学のお、プリント宿題やあったぁー?」

50m位か、そのくらい離れていても叫ぶバカがいた。

静かな私でも、ずっとかまってくれる桜。


今さらなんだかんだ、「いいやつだな」と思った。

「やってないよ。当たり前じゃん」

静かに答えた。


桜と仲良くなったきっかけは、席が近くなって

私があまりにも静かだから、優等生だと思い

問題を質問してきた。しかし、しゃべらなくなる前の私はおてんば勉強嫌いの子だ。勉強はできない。


静かでも、頭は良くない。

それを知った桜は、気軽に話しかけてくれるようになった。


すると不意に桜が言った。

「ねぇ、ゆうにお願いがあるんだけど。」

こんにちは。さあのです!

前書きにも書いたように、初めての執筆となりました。

最初から少し重たい話になってしまい、すみませんでした。安心してください。次回以降は、少し読みやすくなると想います。

なにかとおもりをかかえている「ゆう」と、そのおもりを少しだけ軽くしてあげている「桜」。

そして気になる「桜」のお願いとは?


不器用な2人の日常を、少し見守ってやってください笑

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ